スイス税関のホームページ
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スイスは日本からの観光客にとって人気の旅行先。この記事では、日本国籍を保有する旅行者に向けて、スイスへの入国に必要な手続きについて詳しく解説します。スムーズな旅行を楽しむために、事前に必要な情報を確認しましょう。
飛行機がスイスに到着したら、忘れ物がないように手荷物を持ち、到着の案内に従って入国審査場へ向かいます。
入国審査は、EU加盟国パスポート所有者とそれ以外の窓口に分かれています。日本人はNon-EUと書かれたレーンへ並び、パスポートを提出します。目的や滞在期間を聞かれることがあるので、目的なら「Sightseeing(観光)」など、滞在期間なら「One week(1週間)」などと答えましょう。
なお、シェンゲン協定加盟国に出入国する際は、日本から最初に到着した国で入国審査が行われ、日本へ出発する国で出国審査が行われます。つまり、日本からシェンゲン協定加盟国で飛行機を乗り継いでスイスへ入国する場合は、乗り継ぎした空港で入国審査を受けることになるため、スイスの空港では入国審査なしに荷物受取ホールへ向かいます。
シェンゲン協定:ヨーロッパの協定加盟国の間を移動する際、出入国審査なしに国境を移動できることを定めた協定。日本は協定加盟国ではないため、日本から協定加盟国に入国、または協定加盟国から日本に帰国する際は出入国審査が必要
荷物受取ホールで、預け入れ荷物を受け取ります。自分の利用した便名が表示されたターンテーブルに行き、荷物をピックアップします。もし荷物が出てこない場合は、搭乗地で受け取った手荷物引換証(クレームタグ)を近くにいる係員に見せて対応してもらいましょう。
預け入れ荷物を受け取った後、出口付近に税関があります。申告するものがない場合は、緑の表示がある検査台の前を通り、申告するものがある場合は、赤の表示の検査台へ進み検査を受けます。
税関を通過すると到着ロビーへ。公共交通機関やタクシーの乗り場へ向かい、空港から目的地へアクセス。
スイスに入国する際はパスポートの提示が必要です。パスポートの有効残存期間は、スイスを含むシェンゲン協定国出国予定日から3ヵ月以上必要です。有効残存期間が少ない場合は事前に更新しておきましょう。なお、出入国カードの提出は不要です。
税関に申告が必要なものを持っている場合、税関検査を受ける必要があります。税関審査場で申告書を記入し、カウンターで審査官に提出して検査を受けます。
なお、たばこの持ち込みは紙巻たばこ200本、葉巻50本、刻みたばこ250gのいずれかまでで、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。その他、税関申告の対象となるものは事前にスイス税関のホームページで確認しましょう。
ETIAS(エティアス、欧州渡航情報認証制度)は、日本を含むビザ免除国の短期妻財目的の旅行者がシェンゲン協定加盟国に入国する際に電子認証の取得を求める制度のこと。オンラインで申請し、有効期限は3年間とされています。
ETIASは2026年から導入予定ですが、延期になる可能性もあるため、渡航の際は最新情報を確認しましょう。
ETIAS申請のための公式ページがオープンされ次第、URLリンクを掲載予定
日本国籍のパスポートを保有する者は、あらゆる180日の期間内で最大90日を超えない短期滞在であればビザなしでの滞在が可能です。これを超えて滞在する場合は、ビザが必要になります。
スイスのビザに関しては変更になる可能性もありますので、念のため渡航前に在日スイス大使館などのホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
現地の安全情報を確認しておくため、事前にたびレジに登録したり、緊急時に備えて在スイス日本国大使館の連絡先を把握したりしておくと安心です。大使館は、パスポートの紛失や盗難、病気や事故などの緊急事態に対応してくれます。
スイスでは、果物や肉・肉加工品、ベビー用ミルクを除く乳製品などの持ち込みは原則として禁止されています。また、アルコールやたばこは免税の限度枠があるので、持ち込む際は注意が必要です。持ち込み禁止品については、事前にスイス税関のホームページで確認しておきましょう。
スイス滞在中はパスポートを常に携帯し、身分証明書として使用できるようにしておきましょう。
スイス旅行を計画している旅行者にとって、ビザや入国手続きの情報は重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、必要な手続きを事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。