【2025年最新】ドイツの入国情報!ビザ申請や必要書類について解説

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年7月28日
公開日
2025年7月28日
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ドイツは日本からの観光客にとって人気の旅行先。この記事では、日本国籍を保有する旅行者に向けて、ドイツへの入国に必要な手続きについて詳しく解説します。スムーズな旅行を楽しむために、事前に必要な情報を確認しましょう。

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ドイツに到着してから入国するまでの流れ

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1.到着

飛行機がドイツに到着したら、忘れ物がないように手荷物を持ち、到着の案内に従って入国審査場(Passkontrolle)へ向かいます。

2.入国審査

入国審査は、「EU加盟国(EU/EWR/CH Bürger Citizens)」と「すべての国(Alle Pässe/All Passports)」の窓口に分かれています。日本人は「Non-EU Nationals」の案内に従って進み、「Alle Pässe/All Passports」と書かれたレーンへ並んでパスポートを提出します。目的や滞在期間を聞かれることがあるので、目的なら「Sightseeing(観光)」など、滞在期間なら「One week(1週間)」などと答えましょう。

なお、シェンゲン協定加盟国に出入国する際は、日本から最初に到着した国で入国審査が行われ、日本へ出発する国で出国審査が行われます。つまり、日本からシェンゲン協定加盟国で飛行機を乗り継いでドイツへ入国する場合は、乗り継ぎした空港で入国審査を受けることになるため、ドイツの空港では入国審査なしに荷物受取ホールへ向かいます。

シェンゲン協定:ヨーロッパの協定加盟国の間を移動する際、出入国審査なしに国境を移動できることを定めた協定。日本は協定加盟国ではないため、日本から協定加盟国に入国、または協定加盟国から日本に帰国する際は出入国審査が必要

3.預け入れ荷物の受け取り

荷物受取ホール(Gepäckausgabe/Baggage claim)で、預け入れ荷物を受け取ります。自分の利用した便名が表示されたターンテーブルに行き、荷物をピックアップします。もし荷物が出てこない場合は、搭乗地で受け取った手荷物引換証(クレームタグ)を持って、荷物受取ホールにあるロストバゲージ担当の窓口へ行き、係員に対応してもらいましょう。

4.税関

預け入れ荷物を受け取った後、出口付近に税関(Zollkontrolle)があります。申告するものがない場合は「Anmeldefreie Waren(Nothing to declare)」と書かれた緑のゲートをとおり、申告するものがある場合は「Anmeldepflichtige Waren(Goods to declare)」と書かれた赤のゲートをとおって検査を受けます。

 

5.到着ロビー

税関を通過すると到着ロビーへ。公共交通機関やタクシー乗り場へ向かい、空港から目的地へアクセス。

ドイツに入国するために必要なもの

1.パスポート

ドイツに入国する際はパスポートの提示が必要です。パスポートの有効残存期間は、ドイツを含むシェンゲン協定国出国予定日から3ヵ月以上必要です。有効残存期間が少ない場合は事前に更新しておきましょう。

2.税関申告と申告書類

税関に申告が必要なものを持っている場合、税関検査を受ける必要があります。税関審査場で申告書を記入し、カウンターで審査官に提出して検査を受けます。

なお、たばこの持ち込みは紙巻たばこ200本、細葉巻100本、葉巻50本、刻みたばこ250gのいずれかまで。数種類を持ち込みたい場合は総重量が250g以下である必要があり、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。その他、税関申告の対象となるものは事前にドイツ税関のホームページやドイツ大使館のホームページで確認しましょう。

3.ETIAS(2026年から導入予定)

ETIAS(エティアス、欧州渡航情報認証制度)は、日本を含むビザ免除国の短期妻財目的の旅行者がシェンゲン協定加盟国に入国する際に電子認証の取得を求める制度のこと。オンラインで申請し、有効期限は3年間とされています。

ETIASは2026年から導入予定ですが、延期になる可能性もあるため、渡航の際は最新情報を確認しましょう。

ETIAS申請のための公式ページがオープンされ次第、URLリンクを掲載予定

ドイツ旅行にビザの申請は必要?

日本国籍のパスポートを保有する者は、あらゆる180日の期間内で最大90日を超えない短期滞在であればビザなしでの滞在が可能です。これ超えて滞在する場合は、ビザが必要になります。

ビザに関しては変更になる可能性もありますので、念のため渡航前にドイツ大使館などのホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。

ドイツ旅行で注意すべきポイント

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1.事前に現地の安全情報と緊急連絡先を把握する

現地の安全情報を確認しておくため、事前にたびレジに登録したり、緊急時に備えて在ドイツ日本国大使館の連絡先を把握したりしておくと安心です。大使館は、パスポートの紛失や盗難、病気や事故などの緊急事態に対応してくれます。

2.事前に持ち込み禁止のものをチェックする

ドイツでは、果物や肉・肉加工品、ベビー用ミルクを除く乳製品などの持ち込みは原則として禁止されています。また、アルコールやたばこは免税の限度枠があるので、持ち込む際は注意が必要です。持ち込み禁止品については、事前にドイツ税関のホームページやドイツ大使館のホームページで確認しておきましょう。

3.滞在中はパスポートを常に携帯する

ドイツ滞在中はパスポートを常に携帯し、身分証明書として使用できるようにしておきましょう。

ドイツ旅行に必要な手続きでよくある質問

Q
ドイツに入国する際、事前にビザの申請が必要?
A
2025年7月現在、あらゆる180日の期間内で最大90日を超えない短期滞在であれば、日本国籍を保有する旅行者はビザ不要です。
Q
出入国カードは必要?
A
2025年7月現在、出入国カードの提出は不要です。
Q
パスポートの有効残存期間はどれくらい必要?
A
ドイツに入国する時点で、滞在期間+3ヵ月以上の有効残存期間が必要です。
Q
ETIASは日本人も申請対象?
A
ETIASは、日本を含むビザ免除対象国の渡航者がシェンゲン協定加盟国へ入国する際に義務付けられる電子認証制度のこと。2026年から導入予定で、オンラインで事前に申請する必要があります。ただし、導入時期は延期になる可能性があるため、渡航の際は最新情報を確認するようにしましょう。
Q
ドイツにたばこは持ち込みできる?
A
たばこの持ち込みは、紙巻たばこ200本、細葉巻100本、葉巻50本、刻みたばこ250gのいずれかまで。数種類を持ち込みたい場合は総重量が250g以下である必要があり、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。
Q
ドイツにお酒は持ち込みできる?
A
酒類はワイン4L(発泡性でないもの)、ビール16L、アルコール度数22度以上のもの1L、アルコール度数22度以下のもの2Lまで持ち込み可能です。これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。

まとめ

ドイツ旅行を計画している旅行者にとって、ビザや入国手続きの情報は重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、必要な手続きを事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。

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