【2025年版】仁川国際空港からソウル市内のアクセス方法3選！料金や所要時間を解説

仁川国際空港（ICN）は、ソウル中心部から西へ約50kmのところに位置するアジア有数のハブ空港。韓国で最大の空港であり、日本からは日本航空（JAL）や全日空（ANA）をはじめ、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空、ピーチなど多くの直行便が運航しています。

仁川国際空港には、第1ターミナルと第2ターミナルのふたつのターミナルがあります。日本からの直行便は、第1ターミナルには日本航空（JAL）や全日空（ANA）、アシアナ航空、チェジュ航空などが発着し、第2ターミナルには大韓航空などが発着します。ターミナル間は、無料の空港シャトルバスもしくは有料の空港鉄道で移動が可能です。

国際空港評議会（ACI）の空港ランキング総合評価部門で、上位に選出されている仁川国際空港には、バリエーション豊かなレストランやカフェをはじめ、免税店や文化センターなどさまざまな施設があります。韓国のお菓子やコスメなど、空港でもお土産探しを楽しめます。

仁川国際空港とソウル市内を繋ぐバスが複数の会社から運行しています。おすすめは座席が広く、主要なエリアとホテルを網羅している「空港リムジン」と「Kリムジン」で、日本語アナウンスが流れる路線もあって便利。

ソウル行きのバスの乗車場所は、第1ターミナルはB・Cカウンター近くの3～7番出口を出たところにあります。第2ターミナルの場合は、交通センター地下1階から乗車できます。乗車券は、乗り場近くの自動券売機もしくはカウンターで購入でき、現金やクレジットカード、韓国の交通系ICカード（T-moneyなど）で支払いが可能です。

空港鉄道A’REXは、仁川国際空港とソウル市内を結ぶ鉄道で、ソウル駅まで乗り換えなしでアクセスできます。弘大入口駅などの各駅に停車する一般列車（各駅停車）とソウル駅までノンストップで運行する直通列車の2種類があり、仁川国際空港第2ターミナル駅からソウル駅までの所要時間は、一般列車で約1時間、直通列車で約50分です。

A’REXの改札口は、第1・第2ターミナルともに交通センター地下1階にあります。交通センターにある自動券売機で乗車券、交通系ICカード（T-moneyなど）を購入できます。直通列車は指定席乗車券が必要で、交通系ICカードは利用不可なので注意しましょう。

荷物が多く、楽に移動したい場合はタクシーでソウル市内までアクセスすることもできます。タクシー乗り場は、到着ロビーを出たところにあります。タクシーは「一般タクシー」、事故歴がないなど一定の基準を満たしたドライバーが運転する「模範タクシー」、外国人観光客向けに語学堪能なドライバーが運転する「インターナショナルタクシー」の3種類があり、それぞれ料金が異なります。

仁川国際空港からソウル市内中心部の明洞エリアまでは、所要時間約1時間～。料金の目安は一般タクシー5万ウォン～、模範タクシー8万ウォン～、インターナショナルタクシー8万5000ウォンです。

韓国の仁川国際空港からソウル市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。