新刊「東京23区」特化型ガイドが登場!こだわりぬいた3つのポイントを徹底解説

更新日
2023年7月6日
公開日
2023年7月6日
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『地球の歩き方 東京 23区』が2023年7月に発売!衝撃の「東京 多摩地域」に続き、都心も負けてないぞ!と今度は23区に完全特化したガイドブックをつくりました。江戸東京の伝統・粋・老舗・旬をテーマに、23区すべての見どころを完全網羅。観光客が戻ってきた今、ますます活気づく東京23区には新旧を楽しめる多彩なスポットが盛りだくさんです。今回は、本書のポイントを3つに分けてご紹介します!

定番から穴場まで!全23区の見どころがわかる最強ガイド

23区を街歩きがしやすいエリアに分けて紹介

ひとつ目のポイントは、23区すべての見どころを網羅したエリアガイド。銀座や浅草、皇居周辺などの有名な観光エリアのみならず、穴場的スポットまで徹底的にガイドしました!「都心地域」・「副都心地域」・「23区西部」・「23区東部」と4つの地域に分類し、さらに丸の内、日本橋など、街歩きしやすいエリアごとに区切ってご紹介。街のなりたちや歩き方、見どころをたっぷりと解説しています。
東京23区の魅力は、メジャーな街だけにあらず。今注目のエリア&スポットをピックアップしてご紹介します!

練馬区立牧野記念庭園は、秋になると紅葉が色づき、四季折々の風景に出合えると評判

例えば、西武池袋線や西武新宿線が走る練馬区。農地が残り緑豊かな景色が広がる一方、新宿・池袋方面から1本でアクセス可能と利便性も兼ね揃えたエリアです。

実は、植物学者・牧野富太郎が晩年を過ごした地・大泉学園があるのはこのエリア!今話題の朝ドラ、『らんまん』でその名前をご存じの方も多いのでは?現在は「練馬区立牧野記念庭園」になっていて、無料で開放されている園内は、標本や書物のほか約300種類以上もの美しい植物が咲き乱れます。2023年春には牧野博士の再現書斎も公開され、ますます注目を集めています。

また練馬区は、江戸東京野菜の練馬大根でも有名な場所。練馬区にある「小料理 石井」では、練馬大根を使用した料理がいただけます。本書では、意外と知られていない、23区産野菜が自慢のレストランも一挙ご紹介!こちらも、あわせてチェックしてみてくださいね。

練馬区立牧野記念庭園

住所
練馬区東大泉6-34-4
営業時間
9:00~17:00(企画展と講習室での映像視聴9:30~16:30)
料金
無料
アクセス
西武池袋線大泉学園駅南口から徒歩5分
URL
https://www.makinoteien.jp/
西新井大師には、四国霊場巡礼と同じご利益が得られる「四国八十八箇所お砂踏み霊場」も

続いてご紹介するのは、足立区・西新井。ここはかつて、奥州街道と日光街道の宿場町として栄えたことで知られる歴史ある地区です。

いちばんの見どころは、川崎大師・観福寺大師堂と並んで関東厄除け三大師のひとつである「西新井大師」。創建は天長 3(826)年と古く、関東近県を中心に多くの人々が参拝に訪れるパワースポットとして知られています。参道には甘味処やみやげ屋などがにぎわい、ぶらぶらと歩くだけでも楽しめますよ。

ほかにも本書では、足立区の見どころを多数紹介しています。例えば「足立市場」は、都内で唯一水産物を専門とした市場。お寿司や定食を提供する食堂があったり、一般向けの市場開場日が設定されたりと、見どころ満載の穴場です。
また、同じく市場グルメを味わえる「築地場外市場」、「東京都中央卸売市場豊洲市場」、「大田市場」を大解剖!ぜひ、こちらにも足を運んでみてくださいね。

西新井大師

住所
足立区西新井1-15-1
営業時間
6:00~20:00(本堂8:00~18:00、各種受付9:00~16:30)
アクセス
東武大師線大師前駅から徒歩5分
URL
https://www.nishiaraidaishi.or.jp/
東急プラザ蒲田の屋上にある観覧車は1周約3分半で乗車でき晴れていれば富士山も望める

続いて羽田空港を有する大田区。空への玄関口としても機能する蒲田駅ですが、ここには都内唯一の屋上観覧車があることをご存知でしょうか?
駅直結の「東急プラザ蒲田」に昭和43年から設置された観覧車は、一時は存続の危機もあったそう。しかし、地元の人々からの熱い要望により2014年に復活。「幸せの観覧車」として、今も親しまれる大田区の隠れた名所なのです。

エリアガイドには、このような各エリアや街にまつわる小ネタ情報も満載!地元の人に昔から愛される食べ物や店、建物など、 「かわら版」と題して各所でご紹介しています。ぜひ誌面の隅々までチェックして街歩きに役立ててくださいね。

住所
大田区西蒲田7-69-1
営業時間
10:00~18:00、12〜2月〜17:00(荒天時は中止)
料金
1周300円
アクセス
JR蒲田駅直結
URL
https://kamata.tokyu-plaza.com/

今、23区で訪れるべきスポットを独自の目線で徹底ナビ!

エビフライ、カキフライ、オムライスなど洋食の元祖「煉瓦亭」

『地球の歩き方 東京23区』のふたつ目のポイントは、厳選した見どころを紹介する特集ページ。徳川幕府とともに発展を遂げた23区には、江戸から令和までの歴史が作り出す見どころが盛りだくさん。本誌では老舗から最新スポットまで、23区がもつ新旧の顔をさまざまな角度から徹底取材しました。23区在住者も観光客も、必訪のトピックが満載です!

江戸から続く老舗「いせ辰」ではカラフルな江戸千代紙が手に入る

とくに今回の目玉特集のひとつとして挙げたいのは、江戸グルメを堪能できる「大江戸食文化紀行」特集。 “江戸前四天王“として寿司・天ぷら・蕎麦・うなぎの名店のほか、どぜう鍋、親子丼、江戸前三大蕎麦などを総力取材!その歴史や誕生秘話まで大特集しました。ショッピングなら、日本橋を中心とした江戸から続く老舗がおすすめです。扇子や器、便箋など、職人の技術が息づく逸品はどれも手に入れたいものばかり。
さらに、東京みやげとしていち押しなのが、手ぶらで参加できる伝統工芸の製作体験。本誌では江戸切子や江戸手描提灯など、おすすめの製作体験を工程を含めていねいにご紹介。オリジナルの逸品は、より愛着がわく自分みやげになるはずです。

もっと江戸の歴史を感じたいという方は、本書片手に徳川将軍ゆかりの地を巡るのはいかがでしょう?「大本山 増上寺」や「上野東照宮」などの建築物のほか、由緒ある江戸三大祭りも掲載。大河ドラマでも盛り上がりを見せる今、どれも一度は訪れたい歴史的スポットばかりです。

©︎TOKYOTOWER 東京タワーには23区内で最も高い神社「タワー大神宮」がある

23区の二大ランドマークである「東京タワー」と「東京スカイツリー®」。今回改めて、このふたつにスポットライトを当て、歴史や楽しみ方を深掘りしました。
東京タワーでは、2018年にリニューアルを終えたトップデッキの見どころを大解剖。さらに、東京スカイツリーでは水族館やプラネタリウムといったエンタメ施設までご紹介。大人も子どもも楽しめる場所として、その進化し続ける姿をご覧ください!

また、展望デッキに上る以外で二大タワーを楽しむ方法もご案内。大迫力の景色を味わいたいなら、「はとバス」のTOKYOパノラマドライブがおすすめです。2階建てのオープンバスから眺めるダイナミックな東京タワーは、ぜひ誌面にて確認を。
ほかにも、光り輝くタワーが見られる穴場スポットは夜景特集でご紹介。「すみだリバーウォーク」は、東京スカイツリーと隅田川、屋形船の共演をぜいたくに味わえます。写真映えする夜景を収めたい方は、こちらもチェックをお忘れなく。

天井ドームに復原された美しいレリーフにご注目

歴史感じる建築美にフォーカスした特集も注目していただきたいポイント。今回、『地球の歩き方 東京23区』表紙のモデルとなっているのが「東京駅丸の内駅舎」。赤れんがが印象的で国の重要文化財にも指定されている、まさに名建築です。

東京駅丸の内駅舎を含め「三菱一号美術館」など、明治以降に建てられた建物が多く点在する丸の内周辺。その理由を、「丸の内建築ヒストリー」として街のなりたちとともにひも解きました!また、同じく“名建築”として名高いのが築90年以上経つ銀座の高級アパート、「奥野ビル」。昭和の面影が漂うレトロな外観はもちろん、中に入って見学も可能です。現在入居する注目ショップやギャラリーも紹介しているので、一緒にチェックしてくださいね。
さらに、23区にあるクラシックホテルにもご注目。本誌では、「The Okura Tokyo」や「東京ステーションホテル」など、東京を代表するホテルを建築面からも特集しました!客室や食事の見どころはもちろん、建築美にも目を向けてみるのはいかがでしょうか?

東京駅丸の内駅舎

住所
千代田区丸の内1
営業時間
ドームは見学自由
アクセス
JR東京駅丸の内南口すぐ

23区を知り尽くすディープな情報までたっぷりお届け!

各区の概要がひと目で分かる「23区早わかりナビ」

『地球の歩き方 東京23区』には、23区をより深く楽しめる情報が盛りだくさん!例えば23区の比較特集や読者の方から届いた口コミ情報は、今回の注目ポイントのひとつです。お気に入りの店やエリアなどのおすすめ情報はもちろん、失敗談まで幅広くご紹介。都内在住・在勤者だからこそ知っている情報は、きっと旅の役に立つはずです。さらに編集スタッフによるはみだし情報、「東京見聞録」も要チェック。本文で泣く泣くカットした情報も、限界までたっぷりと詰め込みました!

欄外の「東京見聞録」では編集スタッフによるいち押しコメントも掲載!

さらに注目していただきたいのは各区を比較したランキングページ。人口ベスト3や面積ベスト3、さらには坂の数ベスト3とマニアックな順位まで大調査!同じく交通編では、乗降者数ベスト3や昼人口密度ベスト3など、意外と知られていないランキングも登場します。ランキング形式にすることで、思いがけない街の姿が見えてくるかも!?

水上交通も充実している東京23区。移動しながら観光も一緒にできちゃいます

そんな23区の見どころを回るうえで欠かせないのが、電車やバスなどの交通手段。本書では23区を走る鉄道路線以外にも、バス、水上交通、シェアサイクル、観光タクシーまでじっくりと解説しています。

23区は地下鉄と電車だけでも十分に回れますが、ぜひおすすめしたいのがバスや水上交通での移動。例えばコミュニティバスは、運賃もリーズナブルで路線バスが走らない場所もカバーするなど、うれしいポイントが多数。特に豊島区のコミュニティバス「IKEBUS」は、週末になると池袋周辺を巡るツアーも開催しています。取材スタッフも実際に参加し、改めて池袋のよさを実感できた充実のツアーです!
また、水上交通も東京湾に面した23区ならではのおすすめ移動手段。浅草からお台場までを運航する「TOKYO CRUISE」をはじめとした、さまざまな船を紹介しています。
23区を観光する際はぜひ交通ページも参考に、移動の時間も楽しいものにしてくださいね。

東京23区の魅力を再発見できる『地球の歩き方東京23区』

23区に特化した新刊ガイドブック『地球の歩き方 東京23区』。今回ご紹介したページ以外にも、編集部が太鼓判を押す23区の見どころはまだまだあります!
グルメでは夏目漱石など文人たちが愛したひと皿や甘味をご紹介。また23区の商店街にスポットライトを当て、三大銀座商店街などを実際に歩いて見どころを調査しました。グルメやショッピング、ホテルや体験ものなど、掲載物件はその数600件以上!そのほか、23区を旧石器時代まで遡る歴史年表も掲載し、それぞれの街の歴史もたっぷりとご紹介。
全532ページ、何度読んでも楽しめる1冊ですので、ぜひチェックしてみてください!

ガイドブックの画像

J01 地球の歩き方 東京 23区 2024~2025

地球の歩き方 国内

2023/07/13発売

江戸東京の伝統・粋・老舗・旬をテーマに23区の各エリアをさらに深堀りしてパワーアップ!進化するTOKYOをいざ、再発見。

江戸東京の伝統・粋・老舗・旬をテーマに23区の各エリアをさらに深堀りしてパワーアップ!進化するTOKYOをいざ、再発見。

TEXT: 『地球の歩き方 J01 東京 23区』編集担当 渡辺菜々子(ART LOVE MUSIC)
PHOTO: 和氣淳、倉谷清文、istock、PIXTA

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(関連記事)https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/article/travel-support/

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