東北通訳案内士及びガイドのためのスキルアップ研修のご案内

更新日
2020年2月22日
公開日
2020年2月22日

株式会社ダイヤモンド・ビッグ社は、昨年から2年連続で、復興庁の「新しい東北」交流拡大モデル事業において、 欧米の富裕層をターゲットとした東北誘客施策を実施しており、この度、その事業の一環として、通訳案内士やガイドの皆様を 対象としたスキルアップ研修を実施します。今回は山形県・庄内地方にて実施します。 第3回は、「ガストロノミー」「修験道」「奥の細道」「北前船がもたらした京文化」等を中心に学びます。 鶴岡市は、ユネスコ食文化創造都市に選ばれています。 家庭でも祭りと精神性を分かち合う「行事食・伝統食」が数多く継承され、鶴岡の風土に息づいた精神文化と結びついた独自の食文化が色濃く残っています。また、出羽三山の一つ羽黒山はミシュラン三星に選ばれた秀逸の観光地。精神文化についても学びます。

講師は欧米の富裕層を顧客に持ち、高品質な旅行を販売している旅行会社 日本の窓(Windows to Japan)の 社長兼スーパーガイドをしているアヴィ・ルガシが直接、座学と実地研修を行います。ご参加頂いた方は、この研修を通して、 顧客ニーズにマッチした満足度の高いガイドとなるために必要なノウハウを学べるはずです。 是非、この機会にご参加ください。

株式会社ダイヤモンド・ビッグ社
株式会社日本の窓

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Special Training Seminar in Yamagata

応募受付は終了しました

日時

2020年2月22日(土)~ 2月24日(月) 2泊3日

研修行程表

1日目
鶴岡駅周辺の会議室にて終日座学
2日目
「ガストロノミー」「修験道」「奥の細道」「北前船がもたらした京文化」等に関するテーマの各観光地研修
3日目
座学+まとめ

場所

山形・鶴岡市周辺の会議室を予定

受講対象者

通訳案内士試験に合格されている方。
通訳案内士試験には合格していないが、すでにまたはこれから海外からのお客様を案内する/したい方。
講義はすべて英語で行います。英語でのガイドが出来る方。

研修の特徴

講師は、実際にスーパーガイドとして活躍しているネイティブスピーカーによる現場実習と座学を行います。
欧米の富裕層顧客向けにキャリアを積んでいるガイドが必要なスキルや知識・心がまえなどについて、現場実習と座学でバランスよく学びます。また、実地研修では、実際にプレゼンを行っていただき、現場に必要な術を学ぶことが出来ます。
知識のみならず、ホスピタリティー、臨機応変な対応術なども学ぶことが出来ます。
また、研修をとおして、ガイドとしての確かな実践力を身に着けることができます。

「外国人の視点」から見た日本を伝えるガイド力を養う

日本の文化や歴史を深く理解してもらうためには、ガイドのインタープリテーション能力(伝える力)が不可欠であるということはいうまでもなく、そのような資質を兼ね備えた人材がいる地域は、本物志向を求める訪日外国人を呼ぶのに非常に有利です。
「ガイド」とは言語力だけでなく、地域の素材をどのように見せ、伝えるか、こういった「外国人の視点」で伝える能力を養うことが非常に重要です。それはなぜなら、地域の人が見せたいと思うことと、外国人の求めていることかが違っていて「ピンと来ない」こともあるからで、そこに伝える力を持つスキルの高いガイドが求められています。日本の窓は、従来のライトなツアーでは満足できない「本物志向」を求める欧米富裕層を中心にフルカスタマイズのツアーを提供し、多様な日本文化ツアーを通して発信しています。
このセミナーでは、「外国人の視点」を通して、どのように地域の素晴らしい素材を伝え、見せるかについて、講義と実施研修を通して学びます。

費用

一人 25,000円~35,000円 (1月末日に決定予定)

ツアー代金に含まれるもの

行程に明示した貸切りバス代、有料道路・駐車場代、宿泊代(2泊・シングル利用)
食事代(朝食2回・昼食3回)、拝観料・体験料、会議室料(資料代含む)

ツアー代金に含まれないもの

個人的性質の諸費用(夕食代、2日目、3日目の実地研修外の食費、個別移動費)

定員人数

25名

協力

鶴岡市

応募方法

別添の申込書に記入の上、メールまたはfaxにてエントリーしてください。
人数に限りがありますので、ガイド経験の実績、参加希望理由等を加味した上で、参加者を決定させていただきます。予めご了承ください。

講師紹介(プロフィールと実績)

アヴィ・ルガシ

株式会社 日本の窓 代表取締役

プロフィール

1983年より3年間、母国イスラエルの義務傭兵に従事。1986年よりガイド職に従事する傍ら、旅先にて仏教について学ぶ。1990年に日本へ初訪問。1995年の再訪時に拠点をイスラエルから日本へ。三年間、仏国寺での修行に専念。 アジア全域のツアーガイドとして活動した後、2007年に株式会社日本の窓を創業。

経歴

1983年
3年間イスラエル義務兵役に従事
1986年
イスラエル株式会社Geographical Toursにてツアーガイド
1987年~1990年
アジア全域の専門ガイドとして従事する傍ら、旅行先にて仏教について学ぶ
1990年
山梨県甲府市にて禅と弓道を学ぶ
1991年
福井県小浜市、仏国寺にて禅の修業を開始
1991年
イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学入学。社会学および文化人類学、東アジア学を専攻
1994年
イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学にて学士号取得
1994年
イスラエル株式会社Geographical Toursアジア部門担当
1995年4月
福井県小浜市、仏国寺にて禅の修業を再開
1998年〜
日本を含むアジア全域のツアーガイドに従事
2007年10月
株式会社 日本の窓 創業
現在に至る
株式会社 日本の窓 経営

ジュリアン・ボレール Julian Bohler

Senior Advisor and Guide at Windows to Japan

プロフィール

漢字の本を見て日本語に興味を持つ。
2007-2009年ヨーロッパの歴史的な大学連盟のひとつであるコインブラ・グループに加盟している公立リヨン第三大学で日本語学及び日本文明の学士を取得後、龍谷大学のJapanese Culture and Language Programの留学生として1年間日本に滞在する。
帰国後の2010-2012年、公立リヨン第三大学の修士課程へ進み卒業論文”Kurama’s Takekirishiki Ritual (鞍馬の竹伐り会式)”にて修士号を取得。卒業後再び龍谷大学へ戻り博士前期課程1回生として”Mountain Ascetics and Ritual of Kurama, Kyoto (京都 鞍馬の修験者と儀式)”を専門に学ぶ。
博士前期課程1回終了後、Japan Travelの法人営業として日本のホテル、レストラン、観光施設や地方自治体と協力し日本のインバウンド発展に尽力。同時に日本企業へのコンサルティングやマーケティングも行う。
2014年10月から、現在在籍している株式会社 日本の窓でツアーデザイナー兼ガイドとして勤務。
アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアのゲストを中心にテーラーメイドの個人旅行を作成する傍ら、大学で学んだ知識を活かし関西(京都・奈良・高野山)を中心にプライベートガイドとしても活躍。フランス語・英語を駆使し北米・南米・中米・欧米・オーストラリアのゲストへのプライベートガイドをこなす。
2016年10月 FITチームマネージャーに就任。日本各地から観光素材を収集するデザイナー及びオペレーターから成る 約20名のチームを牽引。
2017年5月より現職。新入社員研修の責任者やシニアアドバイザーとして日々現場でのアドバイスを行う。
現在では関西のみならず、直島、金沢など広範囲にわたり世界中のゲストのガイドを務める。趣味は、能・ラーメン店巡り。

経歴

フランス出身
2007-2009
2010-2012
リヨン第三大学卒業 日本語学及び日本文明 修士取得
2009-2010
2012-2013
龍谷大学留学
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