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宵に浮かび上がる朱色の世界。伏見稲荷・本宮祭。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2014年7月21日
公開日
2014年7月21日
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京都の夏の夜を彩る伏見稲荷大社の本宮祭(もとみやさい)が19日・20日と行われました。

日が沈み、暗くなってくると、堤灯の灯りに朱色の世界が浮かび上がってきました。

この夜の、伏見稲荷大社には連休と夏休みも重なり、

浴衣姿の子供達や近年急増している外国人の観光客が沢山来られていました。

本宮祭は、稲荷大神の分霊をまつる全国の崇敬者が本社に参拝する夏の大祭です。

境内から稲荷山・・そして参道に灯る提灯は約6千個とも言われます。

こちらは、京都市在住の日本画家の方達が奉納した行灯。

見事な絵は、約400点。

光の中に浮かび上がっていました。

絵は、楼門や外拝殿に展示されていました。

伏見稲荷と言いますと、千本鳥居と神使の白い狐がシンボル。

子供さん達も、狐と天狗のお面をかぶって千本鳥居へと歩いています。

この夜の千本鳥居には、沢山の人。

千本鳥居に提灯が灯るのはこの時だけです。

灯りに浮かび上がる千本鳥居は、まさに異次元の世界。

何処までも続く朱色の回廊・・・

鳥居は、神域と俗界を区画するもので 神域への入口を示すそうです。

ここを歩いていると、季節や時間も忘れる不思議空間が広がります。

ましてや夜に歩くと、とても幻想的。

夏の夜を彩る伏見稲荷大社の本宮祭でした。

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