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五月後半の「永観堂」。
永観堂は、もみじのお寺として有名な寺院です。
山門左には句言。
『離欲』
総本山禅林寺
境内に続く参道には、青いもみじの世界が広がっています。
境内入った所に見えた、鉢植えのアジサイ。
もうすぐアジサイの季節が来ますね。
三千本とも言われる、永観堂のもみじ。
美しい青もみじの世界です。
目の前に広がる、五月後半のもみじの色。
青もみじと表現していますが・・
この緑色を、和の色で例えると何色と表現したら
良いのでしょうか。
顔彩 絵の具で、緑色の種類は・・・・
瑠璃色(るりいろ)若草色(わかくさいろ)鶸色(ひわいろ)
萌黄(もえぎいろ)色抹茶色(まっちゃいろ)
鴨の羽色(かものはいろ)鶯色(うぐいすいろ)
・・・・・と沢山の緑色があります。
五月後半、今のもみじの色は、
萌黄色が一番しっくり来る色でしょうか。
萌黄色とは鮮やかな黄緑色系統の色で、
春に萌え出る草の芽の色を表す色でもあります。
「もえぎ」は、「木の芽が出てくる」という意味で
古くは「萌木」と書いたそうです。
永観堂では、毎月 綴られている『今月の言葉』があります。
「人生には 回り道はあっても 近道はない」
「あなたしかできないこと あなただからできることが
きっと あるはずです。」
「難しいなあ 自分を律するって」
「言ってみたい 言われてみたい ありがとう」
「帰る時 来た時よりも 美しく」
五月後半の永観堂。
三千本の、青いもみじの世界が広がっています。
《永観堂》
◎ 〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
◎ JR京都駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分。
JR京都駅から市バス100系統で「東天王町」下車、徒歩8分。
◎ 拝観料 一般 600円 小・中・高生 400円
※永観堂『今月の言葉』お借りしています。