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西山の寺院。勝持寺から正法寺まで歩きました。
西山とは、京都市の西に連なる山々の総称です。
勝持寺の山号は小塩山。花の寺とも呼ばれます。
《勝持寺》
◎ 所 京都市西京区大原野南春日町1194
◎ アクセス 阪急京都線東向日駅から阪急バス約25分「南春日町」下車徒歩約20分
◎ 駐車場有り
◎ 参拝料 大人400円
場所は京都西山の山裾に位置し道路からは、
遠くに市内が見えます。境内の桜は満開。
平安末期の僧・西行法師は、この寺院で桜を愛でながら
多くの和歌を残されています。
有名な和歌は・・・
「願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」
駐車場近くでは、椿と桜と山吹の競演が見れました。
椿と桜と山吹。さすが花の寺・勝持寺。
花暦は静かに次の季節へと動いています。
勝持寺から山沿いの道を通って、正法寺に向かいました。
西山一帯には、花の寺の勝持寺に、正法寺。大原野神社。
大きな寺院の善峰寺。
この春・JR東海のCMで紹介されている、なりひら寺の十輪寺など
見所も多いのですが、交通の便が悪いので観光の人は少なめです。
正法寺に着きました。
仁王様が、紅枝垂れ桜を守るかの様に立っています。
《正法寺》
◎ 京都市西京区大原野南春日町1102
◎ アクセス JR京都線「向日町駅」からバス「南春日町」~徒歩10分、
JR京都線「桂川駅」からバス「西竹の里町」~徒歩20分
◎ 駐車場 有り
◎ 拝観時間 : 9:00~17:00 300円
寺院には、詩人・坂村真民さんの言葉がありました。
「何がいいか 花が一番いい 花のどこがいいか 信じて咲くのがいい」
正法寺も西山の山裾に建つ寺院。
「咲くもよし 散るもよし 花は嘆かず 今を生きる」
書院からは、見事な一本桜と市内が見えました。
西山の桜風景でした。