• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

鷹ヶ峰・光悦寺の紅葉。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2013年11月24日
公開日
2013年11月24日
AD

北区鷹ヶ峰の光悦寺。鷹ヶ峰は、市内でも高い所にあり朝晩は冷え込みます。

かつて鷹ヶ峰街道は交通の要所で、京都から周山を通り美山町・小浜市へ

抜ける街道でした。明治19年より、交通は福王寺から栂尾を通るルートになり、

鷹ヶ峰街道は幹線道から外れたそうです。

光悦寺と言いますと、入り口からのもみじのトンネルが美しいです。

光悦寺は、江戸時代に本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)が、徳川家康より

鷹峯の地を寄進され、光悦が亡くなった後に 日蓮宗の寺院となっています。

本阿弥 光悦は、書家、陶芸家、漆芸、茶の湯などに名を残す

江戸時代の素晴らしい芸術家でした。

今の時代で言うとデザイナー。総合プロデューサーに例えられるでしょうか。

光悦は、鷹峯のこの地に芸術村(光悦村)を築いた事でも知られています。

俵屋宗達、尾形光琳と共に、日本の素晴らしいデザインの形・・・

『琳派』の創始者として、芸術文化に大きな功績を残されています。

光悦寺には大正時代に建てられた茶室が7つあり、茶室と紅葉の組み合わせは

趣があります。

鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)が見えます。

鷹峰三山の山は、花札模様のぼうず山のモデルとも 言われます。

美しい垣根は、光悦垣。

光悦垣は、牛の背の様なラインが特徴です。

垣根の組み方は 菱型組みです。

朝日の中、もみじは鮮やかな色を放っています。

◎光悦寺

○住所 〒603-8466 京都市北区鷹峯光悦町29

○アクセス 二条駅から京都市営バス6号系統「鷹峯源光庵前」下車

○駐車場 自家用車15台分 (紅葉時は有料)

○拝観料 300円

○拝観時間8:00~17:00

鷹ヶ峰・光悦寺の紅葉。見頃を迎えています。

トップへ戻る

TOP