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京都の紅葉は、見頃の所が増えて来ました。
この連休から30日にかけての、京都の週間天気予報が載っていました。
「向こう一週間の近畿地方は、明日(24日)は高気圧に覆われ概ね
晴れますが、明後日(25日)は気圧の谷の影響で雨が降る見込みです。
その後は寒気の影響で、北部では、雨や雪の降る日が多く、中部や南部でも
雲が広がりやすいでしょう。」 (大阪管区気象台発表)
早朝の嵐山。空は快晴。 もみじの向こうには渡月橋。
九月に来た台風18号の時、嵐山一帯は大変でした。
あの日、渡月橋は、豪雨と激流に耐えていました。
今は、渡月橋の向こうに、抜ける様な青空と 紅葉の山々が見えます。
自転車で渓谷沿いの道を上って行きました。
渓谷上流には、僕のお気に入りの、大きなもみじの木があります。
川沿いの細い山道。。。急勾配の坂道が続きます。
えっさえっさ・・・・・ここの所の、寒くなった気温でも汗が出て来ました。
あまりの坂道に、自転車降りて 押しながら上って行きました。
ふと、見上げると、頭上には鮮やかな黄色もみじ。
朝日を浴びた黄色の色が、美しく輝いています。空を覆う、黄色もみじの世界。
渓谷対岸の山は、小倉山。小倉山と言いますと百人一首。
小倉山を詠った句・・・
『小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 』
※ 小倉山を彩る 美しい紅葉たちよ、もし 心がわかるなら、
今 少し 美しいままで 散らずにいて欲しい・・・・・・・・
そんな意味でしょうか。
黄色の木々を抜けて、坂道を下った所に
お気に入りの、大きなもみじの木が見えました。
僕の自転車ともみじの、記念写真。パチリ。
大きなもみじの木。
毎年、美しい彩りを見せてくれる、この木ですが・・・・・
根元に台風の爪痕が見えました。18号の豪雨と増水で根元の土が、
かなり流されていました。あの日、濁流増水の時、↑僕の自転車の位置くらいまで
激流が流れていたと思います。
嵐渓に立つ、大きなもみじの木。
厳しい時を越えて、美しい紅葉を見せてくれています。