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高雄の神護寺。今年も紅葉巡りの始まりは、ここからです。
高雄は、北山杉と紅葉が美しく川端康成の小説『古都』の舞台になった所です。
神護寺では、11月30日(土)まで夜間参拝が行われています。
参道のお茶屋さんに見えた、もみじ。
この日は、月が出ているのに小雨が降る夜。
山門までは、急斜面の石段の参道が続きます。
雨に濡れた石段上に神護寺の山門が見えました。
山門を入ると、境内には綺麗な紅葉景色が広がっていました。
小雨の中の月。
雨に濡れたもみじが綺麗です。
高雄は、朝晩冷え込む所で 古い時代から紅葉の名所です。
将軍・足利義政は、応仁の乱(1467年~1477年)の最中にさえ
高雄の紅葉狩りに訪れたと言われています。
金堂に続く石段も雨で濡れています。
小雨の中、沢山の人が来られていました。
青もみじと金堂。
神護寺は、平安時代の高僧「最澄」そして「空海」が
修行された寺院。
2004年「そうだ京都、行こう」では、初夏の神護寺が紹介されていました。
ポスターの言葉は・・・・
「真夏でもひんやりする清滝川から参道へ向かいます。青葉のトンネルの中、
石段を一歩一歩上がり、天に近づく事で俗念俗塵をおとすと言われます。
約六万坪。さすがは平安仏教の巨峰、最澄、空海を世に送り出した舞台は広大です。
最先端の仏教を学び唐から戻った二人は、ここで初めて出会い、真言宗の基礎を
根付かせます。「教学は頭で理解するのではない。体で体得するのだ。」
天才、空海の言葉が心に響く山寺。 京都駅からJRバスで山城高雄下車。徒歩20分。」
・・・・・・・・と綴られていました。
千二百年前・・・最澄さんや空海さんも、ここから見える紅葉や月を見ておられたのでしょうね。
神護寺。鮮やかな秋景色が広がり始めています。
高雄・神護寺
◎アクセス 京都駅からJRバス「山城高雄」下車(徒歩約20分)
四条烏丸から京都市営バス8号系統「高雄」下車(徒歩約20分)
駐車場500円
◎拝観 日中参拝 9:00~16:00 (閉門17:00) 参拝料 (500円)
夜間参拝 17.00~19.00 11/1(木)~11/30(土) 参拝料 (800円)
※「そうだ京都、行こう」の言葉お借りしています。