• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

庭園と屏風絵の世界。智積院。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2013年10月25日
公開日
2013年10月25日
AD

智積院(ちしゃくいん)。場所は京都駅から近くの東山七条です。

智積院の紋は、桔梗。

桔梗紋の通り、参道に 沢山の桔梗が植わっています。

十月後半の今も、少しですが桔梗が咲いていました。

智積院は大きな寺院で、多くの僧侶(学侶)の方達が修行に集まる学問寺です。

智積院

○境内散策 無料

○京都市東山区東大路通り七条下る東瓦町964番地

○ JR京都駅よりバス10分、東山七条下車

京阪七条駅より徒歩約10分

大書院のある名勝庭園へと入って行きました。

○名勝庭園 拝観時間 (午前9時から午後4時)

一般 500円

高校生300円

中学生300円

高浜虚子(1874~1959)の石碑が見えました。

「ひらひらと つくもをぬひて 落花かな」

この句は、昭和五年に高浜虚子が智積院を参拝した時に作られたそうです。

「つくも」とは、池沼に生える植物の事で、かつて智積院の池に

沢山生えていた事が伺えるそうです。

鮮やかな赤い実の植物が見えました。

中庭に見える、白砂の庭園。

大書院の間に入りました。

ここは、言葉も忘れる素晴らしい世界。

前には、「利休好みの庭」と言われる庭園が広がっています。

庭園は築山と池。そして、山の中腹と山裾には、石組みが配置されている

見事な庭園です。

後ろを振り返ると、桃山文化最高峰の画家・長谷川等伯の屏風絵の

世界(レプリカ)が広がります。

大書院の間。

静かな時間が流れて来ます。

智積院は、「そうだ京都行こう」2007年・夏で紹介されていました。

ポスターの言葉は・・・・・

「多くの僧が修行に集まる学問寺です。学舎「智積院」があった紀州根来寺を、

勢力の拡大を恐れた秀吉に焼き払われて京のこの地へ。

その後の家康は、東山一帯から豊臣色を除くため、智積院に格別の庇護を与えます。

秀吉が贅を尽くした「都一番の寺」祥雲寺の寺宝を下げ渡したのです。

それが「生涯の奇筆にしてこの世に比類なし」と言われた長谷川等伯一門による

一連の障壁画と、この見事な庭園。

大書院の床下まで、水が入り込んでいて、まるで水の上にいるかの様な気分です。

JR京都駅から100 206 208系統で「東山七条」下車。徒歩三分。」

・・・・・・と 綴られていました。

静かな時の流れる、智積院。

もうすぐ紅葉の時に入って行きます。

※ JR東海、ポスターの言葉お借りしています。

トップへ戻る

TOP