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大沢の池に映る炎と月。「嵯峨の送り火」

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2013年8月23日
公開日
2013年8月23日
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嵯峨・大覚寺では弘法大師『空海』の、命日前日にあたる

二十日の夜は、「宵弘法」でした。

この夜は 広く寺院が 開放されています。

「宵弘法」とは、先祖を敬い霊を送る法会で、年一回行なわれます。

大沢の池では、「嵯峨の送り火」が行われています。

嵯峨野を渡る緩やかな風の中、万灯の光が浮かんでいました。

桟橋の「施餓鬼棚(せがきだな)」に、御真言が唱えられました。

暫くして、池中央の祭壇が燃え上がりました。

時折パ~ンと炎の音が響きます。

炎に照らされ、蓮の葉が見えます。

京都は、この時節 様々な送り火が行われています。

先日は、嵐山万灯流し。広沢の池の灯篭流し。五山の送り火・・・・。

日中は、残暑そのものの高い気温が続いていますが、

暦は、静かに歩んでいます。

嵯峨の送り火。綺麗な月が、浮かんでいました。

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