キーワードで検索
長岡京市の勝竜寺城です。今は公園になっています。
○ 京都府長岡京市勝竜寺13-1
○ JR京都線「長岡京駅」から徒歩10分
○ 料金 無料
○ 休館日 毎週火曜
冬の日を越えて 梅の蕾は膨らんで来ています。
勝竜寺城・・・・と言いますと。 細川ガラシャさん(1563~1600年)。
明智光秀の三女で、名は 玉(たま)。
戦国の世で悲劇の人生を送った 細川ガラシャさんが 細川忠興と新婚時代を
過ごしたのが勝竜寺城でした。
1582(天正10)年、父・明智光秀が本能寺の変を 起こし、
山崎の合戦で豊臣秀吉に敗れると、秀吉に遠慮した夫の忠興によって幽閉されます。
1584年。秀吉の計らいで忠興と珠は復縁し、忠興のもとに戻ります。
キリスト教に入信したのは1587年。
ガラシャの洗礼名もその時から。
関ヶ原の戦いに際し、石田三成から人質として大坂城に入ることを強要されますが
承知せず、家老の小笠原小斎に胸を突かせて、亡くなられています。
細川ガラシャさん。 37年の短い生涯。
才にも文にも長けた、美しい女性だったそうです。
辞世の句。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」
四百年の時を越えて 心に届く言葉。
勝竜寺城の梅・・・・もうすぐ咲いて来ます。