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京都府向日市では、雛祭に合わせて西国街道沿いの民家などで
「西国街道ひな人形めぐり」が行われていました。
かつて西国街道は、京から西国に向かう主要幹線道路でした。
「中小路家住宅」に寄せて頂きました。
普段は、古民家カフェーの喫茶店をされています。
お座敷では、お琴や尺八の'ひなまつり'のライブも聴けて
素晴らしい時間でした。
江戸から明治・大正・昭和・平成のひな人形が
展示されていました。
吊るし雛飾りも綺麗でした。
官女の表情が素晴らしく 犬もいました。
こちらは、向日市役所近くの
富永屋さんで、拝見した雛飾り。
四百年前から宿屋を営まれていた
富永屋さん。
江戸後期の測量学者。伊能忠敬も泊まったという旅籠には、
和歌山の造り酒屋の娘さんが 嫁いできた時に、船で運ばれて来たと言う
豪華なひな人形が飾られていました。
ここにも犬がいました。
家紋入りの牛車と牛さん。
僕は、先月の滋賀・近江八幡から始まり いろんな所で 雛飾りを拝見して来ました。
沢山の雛飾りを拝見して印象的だったのは、江戸や明治、昭和初期に作られた
雛飾りが素晴らしくて、とても心に残りました。
プラスチック等を使わない時代の、工芸技術の高さは
時を経ても 輝き続けるのだと思いました。