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嵯峨野の二尊院です。
二尊院の参道は「紅葉の馬場」と呼ばれる もみじの続く参道です。
二尊院 〒616-8425 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
◎ JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅より徒歩25分
自家用車15台 無料
◎ 拝観料 500円 9:00~16:30
二尊院は、小倉山二尊教院華台寺という 天台宗山門派(延暦寺)の寺院です。
本堂の右に 釈迦如来立像、左に阿弥陀如来立像の二本尊が安置されることから、
二尊院と呼ばれています。
この秋 二尊院は、JR東海 2012年盛秋のキャンペーン寺院でした。
言葉は・・・・・・
「紅葉は、旅の入り口にすぎませんでした。」
ポスターの言葉は・・・・・
「ここは嵯峨嵐山の小倉山、東麓。総門をくぐると「紅葉の馬場」と呼ばれる参道が
まっすぐにのび、さらに白壁から覗く真っ赤な紅葉がその先の境内へと導いてくれます。
本堂に安置される本尊は二体。二尊院の名の由来です。
「発遣の釈迦如来」と「阿弥陀如来」。
この二尊により現世と来世の安寧を得られます。」
・・・・・・・と綴られていました。
二尊院の建つ小倉山には、鎌倉初期の歌人・藤原定家(1162―1241)が
過ごした山荘『時雨邸』があり そこで 百人一首を、選定したと 言われています。
二尊院の境内上には お墓が並んでいます。
歴史を語る方達が、眠られる お墓です。
お墓を抜け 小倉山の中を 時雨亭のあった所に向かいました。
美しいもみじが見えました。
小倉山を詠った句
『小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ』
小倉山を彩る 美しい紅葉たちよ、もし 心がわかるなら、
今 少し 美しいままで 散らずにいて欲しい・・・・・・・・
そんな意味でしょうか。
時雨亭跡には 深い木々の中を進んで行きます。
木々の中、美しいもみじを見ました。
時雨亭跡です。
藤原定家さんは、ここにあった山荘で 「小倉百人一首」を選ばれたそうです。
※ 「小倉百人一首」は、今から1400年前の飛鳥時代から、800年前の鎌倉時代までに
詠われた短歌から、百選が 藤原定家によって選ばれています。
時雨亭跡からは、二尊院と晩秋の嵯峨野が見えました。
『奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき』。。。
晩秋の二尊院の紅葉でした。
※JR東海「そうだ京都に行こう」の言葉お借りしています。