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化野念仏寺

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2012年11月24日
公開日
2012年11月24日
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化野(あだしの)念仏寺です。

嵯峨野の奥、愛宕街道を鳥居本まで上って行く 手前にあります。

「化野」は(あだしの)と読みます。

(あだし)とは はかない・・むなしい・・と言う無常の心が表されているそうです。

化野念仏寺 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町

◎参拝 500円

◎アクセス 京都バス72系統で「鳥居本」下車 徒歩3分

嵐山渡月橋から徒歩 20~30分

苔の上、散りもみじが美しいです。

「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ 」 良寛

そんな句を思いました。

徒然草には

「あだし野の 露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、

いかにもののあはれもなからん。世は定めなきこそ いみじけれ。」

と 詠まれていました。

紅葉の中、沢山の石仏が見えます。

ここは、「西院の河原」と 呼ばれています。

夏の終わりの日に行われた「千灯供養」では、蝋燭の灯りの中に

約八千体の石塔と

石仏が 浮かび上がっていました。

黄色いもみじ 赤いもみじ 色とりどりの紅葉が鮮やかです。

紅葉の中、夕暮れが迫っていました。

晩秋の、化野念仏寺。

美しくて、深い色合いの紅葉が広がっています。

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