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10月22日の京都は、時代祭り・・・・そして 鞍馬の火祭りの日でした。
僕は、夕方からバイクで鞍馬の火祭りに向かいました。
鞍馬の火祭りに行くのは二年ぶりです。
鞍馬の町は、物凄い人出で街道は人の熱気と炎に包まれていました。
夜空には、半月が浮かんでいました。
鞍馬の火祭りの日は、鞍馬迄たどり着くのが大変な日でもあります。
貴船から先は、交通規制がかけられ、バス・車・バイクは鞍馬には入れません。
市内からは、叡山電鉄 鞍馬線で行くしかありませんが、単線で二両編成なので
出町柳の駅は、午後から混み始めます。更に、この日の時代祭りが終わると
沢山の人が 鞍馬行きの叡山電鉄・出町柳駅に来られます。
かくして この夜の鞍馬は、物凄い人出になり、帰りの電車に乗るのは
かなりの時間待ちになります。
僕は、貴船までバイクで行き そこから歩きました。
鞍馬の火祭は・・・・平安時代中期、平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が
相次いだ為940年(天慶3年)世の中の平安を願って、御所に祭っていた
由岐明神を鞍馬に遷宮することで、 北の鎮めとしました。
その際、松明、神道具などを 携えた行列は、約1キロに及んだと言われています。
この行列に感激した鞍馬の人々は、儀式を後世に残そうと
伝えながら守ってきたのが 鞍馬の火祭りです。
街道に 鞍馬太鼓が打ち鳴らされると、「サイレヤ、サイリョウ」の、掛け声と共に
松明を持った人達が、街道を練り歩いて行きます。
火祭りは、まさしく 炎の祭り。
松明を持った人達が 勇壮に進んで行きます。
街道は 凄い熱気でした。
鞍馬寺近くに来ると お祭りは 最高潮でした。
「サイレヤ、サイリョウ」・・・・・・・・・・
赤々とした炎が 燃え上がっていました。
10月22日。
圧巻の鞍馬の火祭でした。