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日曜は、又 奈良に行って来ました。
四月は、急ぎ足での 平城宮跡地の散策でしたので 今回は、ゆっくりと 見て来ました。
平城京跡地へのアクセスは・・・・・・・・・・・・・・
◎ 電車 近鉄大和西大寺駅が 一番近いです。
◎ 車 木津ICか 郡山IC降りて 国道24号線で平城宮に行けます。
◎ 拝観無料です。
大極殿の欄干には、美しい『座玉』がありました。
大極殿です。圧倒される大きさです。
大極殿の「大極」とは、宇宙の根源のことで、古代中国の天文思想では
北極星を意味しているそうです。
大極殿の外には、白つめ草が咲いていました。
ここの敷地は、とても広くて あまりの広さに 驚きます。
甲子園球場が三十個分と言う 判る様な 判らない様な 表現ですので
少し歩いてみました。
平城京は、唐の長安にならって 作られた都で、当時は10万人の人が 住んでいたそうです。
広大なエリアを歩いていると 遺構の跡が 至る所に点在していました。
遠くには若草山や興福寺の五重塔 大仏殿の建物が見えました。
円柱形に見える木は、ツゲの木です。
平城京跡地の中を近鉄電車が走っていました。
平城京跡地は、西大寺駅から新大宮駅までの 広大な空間の中に存在しています。
考えると、こんな所を電車が走っているんだと 思うのですが・・・
近鉄電車の前身である 大阪電気軌道が、1914年(大正3年)の開通時は、まだ史跡として
保護されてなかったそうです。
平城京跡地での 発掘は、今も続いているみたいです。
大極殿の欄干の、五色の玉が綺麗でした。
『五色の座玉』と呼ばれています。
陰陽五行(青・赤・黄・白・黒)の考えから 来ているそうです。
陰陽五行の思想は、自然界は木、火、土、金、水の5つの要素で成り立っていて・・・
巡るとか循環すると いう意味があるそうです。
平城京跡地の中にいると、遥かな時代や 時も越えて行く・・・・・
歴史浪漫の風が吹いていました。
『あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり』
六月の平城宮跡地の風景でした。