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御室桜の満開の知らせを聞き 19日 仁和寺に行きました。
空は青空・・・飛行機雲が伸びていました。
ここの桜は、見頃の期間が とても短く 京の人にとって、
ここの桜を見ないと「春へ義理」が立たないと言われた桜です。
寺院の 御殿入り口には 御室流の生け花が お迎えしてくれました。
宸殿に入り 北庭から庭園を眺めました。
美しい庭園風景が広がっていました。
宸殿を出て 境内を進んで行きました。
看板は「おむろ桜 満開」の文字が迎えてくれました。
去年は、来たのが 少し遅くて 看板は、「おむろ桜 落下さかん」でした。
境内は 満開の桜です。
気持ち良い お天気です。('◇')/
御室桜は、遅咲きの桜です。
桜の木は低く ソメイヨシノが 花吹雪になる頃に・・・
御室桜は ようやく蕾がふくらみ、咲いて来ます。
桜の木の高さは 2~3メートル。
僕の立っている目の高さと同じ位の所に、桜が海原の様に 広がっています。
そして・・桜の中に 五重塔が見えます。
仁和寺の五重塔は 江戸時代(1644年)に建てられています。
高さは 37.1m です。
川端康成さんは 小説「古都」の中で ここの 桜の事を「春の義理」と表現されていて
「ひと目見たら、春 への義理は済む」と 書かれていました。
僕も、この日 御室桜を見て 2012年の春に 義理を果たして来ました。