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奈良・興福寺の五重塔が見える、猿沢の池です。
28日、奈良の若草山では、早春を告げる伝統行事「若草山・山焼き」が行われました。
この夜、雪こそ降りませんでしたが とても冷え込んだ夜でした。
凛と冷え込んだ 気温の中、PM6.15分 ドドン~~と言う 大きな音と共に
若草山頂上から 花火が、打ち上がりました。
この日、奈良公園に山焼きを見に来ていた人は、18万人と ニュースは告げていました。
大きな歓声が、奈良公園に響きました。
若草山の山焼きは、江戸時代、山の頂上にある鶯塚古墳の霊魂を
鎮めるため、火をつけたのが始まりとされています。
以来、先人の慰霊と一年の平安を祈る祭礼として 行われています。
冬空に、打ち上がった花火は、全山を、照らしていました。
次々と 打ち上がる花火に 歓声と拍手が起こっていました。
若草山の標高は、342m。山全体が、芝生に覆われています。
山の上空には、風が吹いていて 煙が流れていました。
花火が終ると、若草山が 燃え始めました。
公園から若草山に向かって近付いて行きました。
近付くにつれ 火は山を覆う様に 燃えていました。
若草山・・・・全山燃える・・・・・凄い迫力です。
煙は、大きく 風の吹く方向に流れていました。
山の中腹、神事が行われていた所まで 登って行きました。
火は、山の上の方に燃え広がっていました。
後ろを振り返ると お月様と 美しい奈良の夜景が、広がっていました。
若草山・山焼きの夜でした。