Akio

Akio

京都特派員

更新日
2012年1月19日
公開日
2012年1月19日
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薬師寺から 唐招提寺へと歩きました。

唐招提寺へのアクセスは・・・・・・

◎ 近鉄難波、京都から快速急行または特急で大和西大寺で乗り換え。

各駅停車天理行き 又は橿原神宮前行きに乗車。西ノ京駅下車すぐです。

井上靖さんの小説『天平の甍』が、浮かんで来ます。

唐招提寺と言いますと 仏教伝来・・・・・鑑真和上の寺院。

中国・唐の僧・鑑真和上が 晩年を過ごされた寺院です。

鑑真和上は、唐の時代の中国の高僧で、

聖武天皇の請願を受けて、日本への渡日を 決意されています。

しかし、その時代・・・日本への 船旅での挑戦は、荒れる海の気候で

何度も難破と断念の繰り返しでした。

航海が成功したのは 12年の時が過ぎた 西暦752年でした。

厳しい航海を乗り越えて、六度目の航海でやっと 日本に着かれましたが

その間に 鑑真和上は、盲目になっておられました。

鑑真和上は、東大寺で五年間を過され、ここ五条町に戒律の道場として

天平宝字3年(759)に唐招提寺を建てられています。

鑑真和上は、仏教のみならず 美術や医学など、日本の文化に 多くの功績を

残されています。

↓白壁に囲まれた所に建つ戒壇は、僧となるための授戒が行われる場所だそうです。

土塀の続く 境内の北東に位置するのが 鑑真和上の墓所です。

土塀から 門を入り 道の一番奥に 鑑真和上の、お墓があります。

僕の頭の中では 仏教伝来も鑑真和上も・・・・・

遠い時代の世界でしたが 唐招提寺の中を、歩いていると

遥か彼方の 天平の時代が 浮かんで来る様でした。

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