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潜入、美食クラブってどんな所? バスク人が美味しい物にこだわる訳。

黒田 カナエ

黒田 カナエ

スペイン特派員

更新日
2014年5月14日
公開日
2014年5月14日
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ゴールデンウィーク、沢山の方にバスクを旅行していただき、

「初めて、何を食べても美味しい旅だった!」 という嬉しいお言葉もいただきました!

サンセバスチャンを中心に、世界一の美食の街として知られるバスク地方。

なんとスペインにあるミシュラン3つ星獲得レストラン8つのうちの半数、4店がバスク地方にあるんです。

どうしてバスク人は、そんなに美食にこだわるのでしょうか?

その理由の1つに、美食クラブの存在があると思います。

男性のみ会員になれる美食クラブ、

レストラン並み、もしくはそれ以上の設備が整った場所でバスク男子が仲間同士で料理の腕を競いあいます!

男性限定なんて、男尊女卑だと思われるかもしれませんが

今では女性も入れるクラブが殆んどですし

もともとは、全く逆の理由から始まったそうですよ!

昔、漁業が盛んだったバスクでは

男性は家を留守にすることが多く、家庭内の権力を握るのは女性。

常に女性の尻に敷かれてしまう男性たちが、男性だけで自由に好きなものを食べて飲める場所を作りたいという思いから出来たクラブだそうです。

今でもバスク男性は、バスク女性の尻に敷かれていますけどね(笑)。

そんな理由で、バスク地方に沢山存在する美食クラブ。

長年料理の腕を磨いてきた男性たちが作る料理のレベルはかなり高いですし

へたなレストランへ行くよりも美味しいものが出てきます。

多くのプロの料理人も会員となって、休みの日に腕をふるっているんですよ!

会員に招待されない限り、バスク在住の私でも入ることが出来ない美食クラブですが

美食クラブでの料理教室 ←という面白いツアーがありますので

興味のある方は、お問い合わせくださいね!

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