キーワードで検索
バスク地方には、サンセバスチャンを中心にソシエダ・ガストロノミカ(バスク語でTXOKO)と呼ばれる美食クラブが数多くあります。
美食クラブの会員になれるのは男性のみで、誰でも好きに美食クラブの会員になれるわけではなく各クラブで欠員がでると現会員で審議をして次の会員を選んだり、親が子に会員の権利を譲ったりするシステムで、名門クラブになるほど会員になるのはとても難しいんです。
美食クラブで何をするのかというと、各美食クラブにはレストラン並みのキッチンと食堂が設けられておりまして、料理大好き・食べるの大好きなバスク男子が仲間とワイワイ料理腕自慢をする場所となっております。
昔は女性の出入りを禁止していましたが、今では殆んどの美食クラブに女性も入ることが出来ます。
そして私は美食クラブに行くのが大好き!!!
本当にバスク男子は料理が上手で、レストランで食べるよりも美味しいものが出てくることがあるんですよ。
でも、もちろん会員の方に招待されない限り、バスク在住の私でも行きたい時に行ける場所ではないのです。。。
そんな敷居の高い美食クラブに是非行ってみたい! という日本人旅行者の方々のために開催されている魅力的な料理教室があるのでご紹介したいと思います。
まずは、自分たちが作るものの食材を市場でお買い物。
旧市街を観光しながら、会場である美食クラブへ向かいます。
何の料理を習うかは相談に応じてくれます。
バスク風の魚料理、美味しいですよ!
そしてお勧めはArroz con almejas あさりご飯!
バスクの代表的なこの料理、私の大好物なのですがバスクで新鮮なあさりは高級品、結構なお値段しますのでいつも「あ~日本でなら思う存分あさりが使えるのにな。。。」と思ってしまいます。
そしてスペインタパスの代表格じゃがいもオムレツの作り方も目から鱗だと評判なんだそうです。
普通では入ることができない美食クラブでの体験は美食の都サンセバスチャンならではの素敵な思い出になりますね。
買い物、クラス、会食、合計で4時間くらいのコースです。
このほかに、毎週月曜日に日本でも話題の新スペイン料理・分子料理を習うというプロの方に人気のコースがあったり、
料理人のプチ修行・企業研修プログラムの斡旋もお手伝いしてくれるそうですので、
興味のあるかたは『バスク美食倶楽部』まで、もちろん日本語でお問い合わせください。
5月のお題 "現地在住でも行きたくなる、ちょっとかわったオプショナルツアー"