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バスク地方はスペイン側とフランス側に分かれていて、雰囲気が全然違いますのでぜひフランス側にも行ってみてください。
今回は私の大好きなフランスバスクの可愛らしい港町、Saint Jean De Luzサン・ジャン・ド・リュズ(スペイン語ではSan Juan De Luzサン・ファン・デ・ルス)にあるレストランを紹介します。
住所ではCiboure(シブール)となりますが、サン・ジャン・ド・リュズの駅から歩いて行けます。
駅近くの陸橋をくぐって川沿いを歩いてください。
大きな看板が陸橋から見えて分かりやすく、店の中から生えている木が目印です。
店名のArrantzaleakとはバスク語で「漁師たち」という意味で、
毎日仕入れる新鮮な魚介類が店内に並び、そのすぐ横で調理してくれるんですよ。
言葉が分からなかったら、「コレっ!」と指させばいいので安心ですね。
誰かが「Arrantzaleakに行く!」 と言うとみんなが「私も~!」となるので、大人数になることがよくあります。
そんな時に外せない前菜は「魚介の盛り合わせ Plateau fruit de mer プラト フリュイ ド メール 」
見てください、この美味しそうな貝や甲殻類たちを!!!
この盛り合わせは事前に予約が必要で、1人前35ユーロ(上の写真は5人前くらいだったと思います)
ひとり一人前食べると、これだけでお腹がいっぱいになってしまいますので、ちょっと少なめの人数分にして分け合うといいですね。
でもこれ、食べ始めると永遠に食べ続けたいと思い、止まらなくなっちゃうんですけどね~!
勿論、少人数での予約もOKです。
スペイン側のバスクでは、バターソースを使った料理というのがありませんのでスペイン側とフランス側のソース味比べをしてみても面白いかもしれません。
お魚の焼き加減も抜群です!
そして、お昼ご飯を食べているとレストランの周りにカモメが1羽2羽と集まってきまして
13:30にはこんな状態になります!
Arrantzaleak名物
カモメの餌付け、ハムを食べる贅沢なカモメたちです。
注文する料理や飲み物によりますが(スペインと比べるとフランスはお酒が高いです)、予算はだいたい1人60ユーロくらいでしょうか。
料理が美味しくて、レストランの雰囲気も気取ることなくとっても素敵なのでフランス側に行くという人には必ずお勧めしてとても喜ばれます。
実は世界中の料理人やセレブも通う名店なんですよ!
そしてぜひ、サン・ジャン・ド・リュズ市内でのお土産探しも楽しんでください。
元祖マカロンの店やバスク織りの店、エスパドリーユの店など、これまたスペインバスクとはぜんぜん違う品揃えですので、財布の紐がついつい緩んでしまいます。
ビルバオからフランスバスクへは、PESA社のバスが1日2本出ています。
サンセバスチャンからフランスバスクへは、上記ビルバオ発のPESA社のバスがサンセバスチャンにも止まります。
もう1つの方法はサンセバスチャンからバスク鉄道(Euskotren)でHendaiaエンダイア(Hendaya,Hendaye)まで行き、エンダイアからATCRBというバス、もしくはSNCFという電車での移動となります。
フランス側に行く際は、必ずパスポートを持参してください。
毎回チェックされる訳ではありませんが、たまたまチェックしている時にあたりパスポートなしですと国境警察に連行されて楽しいはずの旅が、悲しい旅へと変わってしまいます(スペイン居住許可をお持ちのかたもパスポート必要です!)。
Arrantzaleak
住所 18 avenue Jean Poulou 64500, Ciboure
電話番号 +33 (0)5.59.47.10.75
営業時間 水曜~土曜日 12:30-14:00、19:30-22:00
日曜日 12:30-14:00
ホームページ http://www.arrantzaleak.com/
PESA http://www.pesa.net/