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「勝利にふさわしいのは錦織だった」by トニー・ナダル

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2014年5月12日
公開日
2014年5月12日
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普段スポーツ観戦にはまったく興味がなく、サッカーのルールさえわからない私ですが、

今日行われたテニスのマドリード・オープン決勝戦は別でした。

日本人では初の世界ランク12位にいる錦織選手が、1位のナダルと対戦するのですから。

第1セットは6-2で勝ち、第2セットも最初は4-0と勢いがあり、この調子だと優勝?と思いました。

が、昨日の準決勝の疲れが残っていたのか腰痛に見舞われ、途中でメディカルタイムアウトを取得。

結局4-6で落としてしまいました。そして第3セットで0-3と押され、痛みのためにやむなく棄権することに・・・。

おそらく誰もが錦織選手が勝つと思った試合。それも決勝戦で、相手は世界の王者。

どんなに悔しかったことでしょう。表彰式の錦織選手の表情を見て、涙が出そうでした。

ナダルのコーチでおじさんでもあるトニー・ナダルはこう話したそうです。

"No nos merecimos la victoria. El otro (Nishikori) sí, porque ha jugado mejor durante

todo el tiempo. Es una victoria injusta y hemos tenido mucha suerte"

(勝利にふさわしいのは私達ではなく、錦織だった。彼は試合中ずっとナダルを上回る

プレーをした。今回の勝利はフェアではなく、私たちは運が良かっただけだ。)

今後のことを考えると、棄権を選んだのは正しい選択だったと思います。

今回の悔しさをバネに、さらに大きく羽ばたいてほしいですね。

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