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今日の午前中にバレンシアの町を歩いたら、最終日に燃やすファジャはどこも設置の最終段階で、
職人さんたちが作業に勤しんでいました。火祭りのルールでは、明日16日の朝8時までに完成させないと
いけないのです。
また、民族衣装で正装した女性の姿もちらほら。昨年のこの時期にも書きましたが(コチラ)、
18世紀の宮廷衣装が原型のバレンシアの民族衣装はスペインで一番ゴージャス、そして値が張る衣装です。
絹地に刺繍をあしらった生地には、日本の振り袖や花嫁衣装の打掛を彷彿させるものも。
加えて、かんざしや飾り櫛を使った独特な髪結いも、日本髪との共通点が見られます(え? 見えない^^;?)。
髪型の特徴は、モニョスと呼ばれる飾り用の付け毛。まん丸の渦巻き状のものを両耳を覆うように付け、
楕円形のものを頭の後ろ後方に付けます。このモニョスは、伸ばしていた自分の髪を切って作る女性も
いるそうです。
ちなみに、この髪形は丸顔の方が似合うと言われています。とびっきりの美人でも、顔が細長いと
バランスが悪いんです。
ええ、スターウォーズのレイア姫です。もしかしたらあの髪型の
ルーツはバレンシアにあるのかもしれません(^^)そして、1897年にアリカンテ県エルチェ郊外で発掘された、
紀元前4世紀のものとされる『エルチェの貴婦人』像も、
耳のところに大きなまん丸の飾りを付けています。
単なる偶然なのか、この辺りの地方に大昔から存在した
髪型なのか。興味深いですね。
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