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クリスマス前の風物詩・ベレン市@コロン市場

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2013年12月1日
公開日
2013年12月1日
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12月になりました。街を歩くとお店のウィンドーがクリスマス仕様になっていて、ウキウキします。

先日我が家のすぐ近所で、今シーズン初のベレンを見ました。

ベレンとは、キリスト生誕のシーンを人形で再現した飾りのこと。聖ヨセフと聖母マリア、キリストの

3人だけのものから、天使や東方の三賢王、羊飼いがいるもの、さらにはベツレヘムの町をジオラマ風に

再現した大掛かりなものまで多種多少な様式があり、サイズも手のひらに乗るミニチュアから原寸大まで

いろいろです。スペインでは伝統的なクリスマスの飾りで、教会や広場、公共施設、商店、学校、

個人宅とあちこちで目にします。ベレンが大好きな私は、ベレン巡りをするのが12月の楽しみです♪

<コロン市場の原寸大ベレン>

早々と原寸大のベレンや大きなクリスマスツリーがお目見えしたコロン市場(地図)では、

12月8日までベレン市を開催中。ジオラマ風ベレンを作るありとあらゆるパーツが売られています。

もちろんそのまま飾れるタイプのものもあります。私も毎年少しずつパーツを買い足し、

世界にひとつのジオラマ風ベレンを作りたいと思いつつ、どっぷりはまってしまいそうでなかなか

手が出ません。

<こんなに細かいパーツまで>

なお、スペインは12月6日が憲法記念日、8日がカトリック教会の無原罪の御宿りの日。

両日とも国の祝日に指定されており、たいていは連休になることから、家庭ではこの連休中に

ベレンやツリーなどクリスマスの飾りつけをする習慣があります。このベレン市が8日までなのも、

そんな理由からなのでしょうね。

<小さなパーツをいろいろ買っていたおじさん。どんなベレンを作っているのかな>

(12月お題"クリスマス")

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