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12月になりました。街を歩くとお店のウィンドーがクリスマス仕様になっていて、ウキウキします。
先日我が家のすぐ近所で、今シーズン初のベレンを見ました。
ベレンとは、キリスト生誕のシーンを人形で再現した飾りのこと。聖ヨセフと聖母マリア、キリストの
3人だけのものから、天使や東方の三賢王、羊飼いがいるもの、さらにはベツレヘムの町をジオラマ風に
再現した大掛かりなものまで多種多少な様式があり、サイズも手のひらに乗るミニチュアから原寸大まで
いろいろです。スペインでは伝統的なクリスマスの飾りで、教会や広場、公共施設、商店、学校、
個人宅とあちこちで目にします。ベレンが大好きな私は、ベレン巡りをするのが12月の楽しみです♪
<コロン市場の原寸大ベレン>
早々と原寸大のベレンや大きなクリスマスツリーがお目見えしたコロン市場(地図)では、
12月8日までベレン市を開催中。ジオラマ風ベレンを作るありとあらゆるパーツが売られています。
もちろんそのまま飾れるタイプのものもあります。私も毎年少しずつパーツを買い足し、
世界にひとつのジオラマ風ベレンを作りたいと思いつつ、どっぷりはまってしまいそうでなかなか
手が出ません。
<こんなに細かいパーツまで>
なお、スペインは12月6日が憲法記念日、8日がカトリック教会の無原罪の御宿りの日。
両日とも国の祝日に指定されており、たいていは連休になることから、家庭ではこの連休中に
ベレンやツリーなどクリスマスの飾りつけをする習慣があります。このベレン市が8日までなのも、
そんな理由からなのでしょうね。
<小さなパーツをいろいろ買っていたおじさん。どんなベレンを作っているのかな>
(12月お題"クリスマス")
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