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【東京】本物のパエージャが日本上陸!

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2013年8月20日
公開日
2013年8月20日
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パエージャの本場バレンシアに10数年も住んでいると、日本のスペイン料理屋さんで食べる

"パエリア"はおいしいものの"パエージャ"とは違った料理に思えてしまいます。

が!! とうとう日本にも本場のパエージャが味わえるスペイン料理屋さんができました。

今年の1月に東京は門前仲町にオープンしたVale Paellaです。パエージャ職人として腕を

振るうのは、数年に渡りバレンシアで飲食業に携わり本場の味を知りつくしたシェフ。

オープンにあたっては店長さんもバレンシアのパエージャ専門店で修業を積んでいます。

<カウンター席に座ると、パエージャを作っている様子を見ることができます>

私が頂いたのは、4種類の前菜盛り合わせにスープ、バレンシア風パエージャ(鶏肉、ウサギ肉に

モロッコインゲン、ガロフォンという白インゲンを使い、ローズマリーで風味をつけた本家本元の

パエージャ)、デザート、コーヒーがつく1,980円のランチコース。パエージャは味だけではなく、

量までスペインレベルでした(^^) また、バレンシアの伝統にのっとり木のスプーンが出てきます。

その昔、農作業の合間に野外で火をおこして炊いたパエージャは、木のスプーンを使ってお皿は

使わずに直接お鍋から食べたそうなんですよ。お米やウサギ肉はスペイン産を使用、手に入りにくい

モロッコインゲンや白インゲンのガロフォンは国内の契約農家で特別に作ってもらっているあたりに

強いこだわりを感じます。アラカルトメニューに使う食材も、店長やシェフ自らが築地市場まで仕入れに行くとか。

ランチは懐にやさしい800円のメニューも常時3種類用意されています。

旬の素材を使った週替わりパエージャが美味しそう!! そう、パエージャって魚介類じゃなくてもいいんです。

ここはバレンシア郊外の古い町、ハティバの地ビールが飲める日本でも数少ないお店でもあります。

ラ・ソカラダ(La Socarrada)という名前のこのビールは、ローズマリーとロースマリーの蜂蜜を使った

オリジナリティ溢れる味わい。もちろんほかにもスペインのビールやワイン、そのほかスパークリングワインと

オレンジジュースを使ったバレンシアのカクテル"アグア・デ・バレンシア"等々、スペインの味が揃っています。

パエージャをはじめとするスペイン料理教室も開催しているので、家でスペイン料理を作ってみたい人は

要チェックですね!

Vale Paella(バレ パエージャ)

東京都江東区門前仲町1-5-6 渡東ビルB1

050-5797-0355

年中無休 ランチ11:30~15:00(L.O.14:00)ディナー17:30~23:00(L.O.22:00)

最寄駅:門前仲町(都営大江戸線、東京メトロ東西線)

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