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札幌から北へ約60km、車で約40分のところにある美唄市(びばいし)の「東明公園」。
桜の名所のひとつです。
桜の開花は、札幌より遅れること数日。
東明公園にはソメイヨシノが咲いていますが、これは日本で最も北にあるソメイヨシノの群生だそうです。
この日、お天気は概ねよかったはずが、美唄市上空にはぽっかりと怪しげな雲が見え…
美唄市に着くと、雨が降ってきました。
東明公園の周りの道路は、桜の並木になっています。
雨のせいで少し暗いですが、空気が澄んでいるせいかサクラに透明感があります。
北海道では、帯広などの冬が厳寒の地域は、桜の開花を調べる標準木がエゾヤマザクラだったりします。
北限のソメイヨシノかと思うと感慨深いです。
雨が止み、少しずつ晴れ間が見えてきました。
東明公園内の桜並木。
こちらは、エゾヤマザクラや八重桜が多いようで、全体的に濃いピンク。
人造池があり、思いがけず鳥の群れにも遭遇しました。
美唄市にはラムサール条約登録湿地で水鳥が多く飛来する「宮島沼」があるので、ここでも羽を休める水鳥がいるのかもしれません。
露天も出ていました。
5月10日(土)・11日(日)には、毎年恒例の桜まつり「びばい桜2014」が開催されます。
桜は2000本ほどあるそうで、とても見ごたえがあります。
すっかり雨も上がって、日に照らされたサクラが気持ちよさそうです。
東明公園には、花びらの真ん中に赤いラインが入ったとても珍しい「チシマザクラ」があるそうです。
今回はみつけられませんでしたが、東明公園に行った際は貴重なチシマザクラをぜひ探してください。