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国の特別天然記念物「タンチョウ」で有名な北海道阿寒郡「鶴居村」。
釧路市の隣にあります。
この辺りの湿原はタンチョウの生息・繁殖地帯で、鶴がたくさん居るので「鶴居村」という名前がつきました。
2月半ばから3月にかけて見られるタンチョウの求愛ダンス。
2羽のつがいが揃って美しい鳴き声をあげながらダンスします。
ここはタンチョウの給餌場で、11月~3月の冬期には、多いと百数十羽ものタンチョウを見られるそうです。
朝と14時30分頃の1日2回、給餌をする様子も見ることができます。
あまりに多くのタンチョウを目の当たりにし感動。
雪原にすっくと立つタンチョウの凛々しさに感動。
なかには雪のなかに足が刺さっているような状態で(笑)片足立ちのタンチョウもいます。
そろそろ就寝の準備かもしれません。
すると、ひと組のつがいが揃って歩き始めました。
それを機に周りのタンチョウも動き始めます。
そして何組ものつがいが大きな鳴き声とともに求愛ダンス!
その姿と鳴き声に感動。
飛来や着地のときの姿もとても優美です。
タンチョウを見るのは初めてではありませんでしたが、何度見ても見惚れます。
タンチョウが給餌場を訪れるのは主に冬期。
春になると、巣作り・産卵・子育てのため、営巣地の湿原奥深くへ帰ります。
そして夏は釧路湿原や別寒辺牛湿原(べっかんべうし)をはじめ湿原や湖沼など、秋には畑などでも過ごします。
【鶴見台】
北海道阿寒郡鶴居村下雪裡
給餌期間: 11月~3月頃
アクセス: 釧路駅から車で約55分(道道53号線沿いに駐車場有)
阿寒バス鶴居線・幌呂線「鶴見台停留所」下車、徒歩約1分
問合先: 鶴居村教育委員会(TEL: 0154-64-2050)