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小樽は北海道では歴史がある街として知られ、明治後期から昭和初期にかけては北海道の金融・経済の中心地として発展しました。
現在も当時の面影を残す歴史的建造物が多く残っており、少し散策するだけで趣きのある建物をあちこちに目にすることができます。
今回は、札幌駅のバスターミナルから出ている高速バス(中央バス・JRバス)で小樽へ。
「市役所通」停留所(小樽市内)で高速バスを降り、小樽駅方向へ100mほど歩いたところにあるJR鉄道高架下を右折(小樽運河方向)。
右折から300mほどで「寿司屋通り」です。
寿司屋通りにある「旧国鉄手宮線」跡。
北海道で初めて敷かれた鉄道で、廃線になった今は「小樽雪あかりの路」や「小樽がらす市」などの会場になっています。
石造りの建物と同様、小樽の歴史を感じる線路跡です。
寿司屋通り沿いに流れる妙見川(みょうけんがわ)。
小樽運河側から山方向を見たところです。
妙見川はいつもカモが愛嬌を振りまいていますが、海がすぐそこなのでカモメも!
観光スポットの「堺町通り」には、歴史的建造物がたくさん。
小樽市が指定する歴史的建造物には、プレートが付いています。
気なる建物をみつけたら、指定番号を刻印しているこのプレートも探してみてください。
「小樽港縦貫線」で↑。
・・・北海道、確かに寒いですが、もう「氷柱(つらら)」の季節とは(笑)!
ちなみに、本日11月29日(金)、15:50現在の小樽の天候は雪、気温は0℃だそうです。
「臨港線」沿いにある「旧大家倉庫」(きゅうおおいえそうこ)。
小樽市指定歴史的建造物の第1号です。
「やましち」の印に札幌とは異なる小樽の歴史を感じます。
ここからは↓堺町・相生町・東雲町・山田町で見つけた気になる「窓」です。
ほんの1時間足らずの散策で、これだけ見て周れました。
「小樽軟石」造りの倉庫が有名な小樽ですが、最後に赤いレンガ造りの建物も↓。
この建物↑「旧小樽倉庫」の事務所部分だった木骨煉瓦造の建物ですが…
和洋折衷の造りで、瓦屋根の上には鯱(しゃちほこ)!
なんとなく歩いているだけで楽しめる小樽の街。
坂の町でもあるので、坂を上ったり下ったりして散策しながら、ふと振り返ると予想外の景色が開けたりするところも楽しいですよ。
※旧大家倉庫と旧小樽倉庫の写真のみ、別の日に撮った写真と差し替えています。11月29日現在、小樽市内には積雪があります。
【小樽へのアクセス】
~札幌-小樽(約38km)~
JR: 「JR札幌駅」より快速電車で約30分、普通電車で約50分
バス: 「札幌駅前ターミナル」より「市役所通」「小樽駅前」停留所まで高速おたる号・岩内号・余市号・ニセコ号で約60分
車: 高速道路で約35分、一般道で約70分
~新千歳空港-札幌(約45km)~
JR: 「新千歳空港」より快速電車で約40分
車: 高速道路で約30分、一般道で約80分