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北海道といえば、のどかに牧草を食むホルスタイン!
酪農が盛んな地域が北海道全域にあるので、札幌近郊でも見られる風景です。
ただ近郊といっても面積が広い北海道なので、道外から来られた方には、少し遠く感じるかもしれませんが…(笑)。
ここで都市(?)伝説をひとつ。
牧草を食べているホルスタインが、みんな同じ方向を向いているというのです!
どんどん近寄ってみると、やっぱり、みんな同じ方向を向いています。
一説では、磁場に沿った方角(南北)を向いて食べる傾向があるそうです。
この写真は、北海道東部、摩周湖や屈斜路湖(くっしゃろこ)がある川上郡弟子屈町の牛さんです。
本当に一生懸命食べていますね~。
北海道内あちこちで見られる放牧風景ですが、やはり北海道東部で圧倒的に多く見られます。
地域的には、十勝・釧路・根室などです。
そして牛の放牧と同様、北海道民にとって馴染み深い風景がコレ↓です。
(↑足寄郡足寄町で)
刈り取った牧草をロールにしたものです。
牧草ロールは、畑に牧草の種を蒔き、育ったら刈り取ってロール状にしたのち、白や黒のラップにくるんで発酵させ飼料にします。
以前は塔形の「サイロ」で飼料を作っていましたが、最近はこの"ロールベールラップサイロ"で飼料を作る方法が普及しているそうです。
ススキで少し見えにくいですが、これはラッピングマシーンをつけたトラクターが今まさに牧草ロールに黒いラップを巻いているところです。
牧草の収穫時期には、こんなトラックを見ることもあります。
牧草ロール、遠くからだとコロンとかわいらしく見えますが、実はこんなにビッグ!
(↑川上郡弟子屈町で)
広い牧草地に点在する牧草ロール。
北海道民が見ても、のどかで心休まる風景です。
農家の方だけは大忙しですが!
牧草ロールは、6月から10月にかけて作っているので、この時期にはドライブ旅行やバス旅行でこの景色を楽しんでください。
ちなみに、広い原っぱに見えても、牧草の場合は種を蒔いて育てている「作物」なので、気持ちがよいからといって車で入り込んで牧草を踏んだりしないでくださいね。
"わたしの街のベストショット"