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本州は季節はずれの暑さが続いているようですが、涼しさを通り越し日ごとに寒さが増している札幌です。
そして札幌近郊には少しずつ紅葉が目立ってきました。
テレビ番組の報道によると、今年の紅葉は「赤」が特に鮮やかだそうです。
そんな秋の紅葉を見に、車で札幌市南区の豊平峡に行きました。
お昼過ぎまではピカピカの晴れでしたが、豊平峡へ近づくにつれ、あいにくの雨に。
それでも、紅葉本番はこれからというこの時期にも関わらず、場所に寄ってはずいぶん彩が鮮やかな木々が見え始めました。
雨が降ったり止んだり強くなったりでしたが、豊平峡ダムの駐車場へ着くと、周りの山々はきれいな赤・黄・濃緑。
ときおり日が差したところもきれいです。
雨模様だったので、駐車場から2km離れた「豊平峡ダム」までは、「電気バス」に乗りました(徒歩も可)。
料金は大人が片道300円。今回は豊平峡ダムから少し下ったところにある「豊平峡温泉」のレストランの食事がセットになったチケット1250円(大人ひとり)を購入。
2km離れたダムまでは、冷水トンネルと豊平峡トンネルを通っていきます。
途中、トンネルが途切れたところでは、滝や紅葉の山々を見ることができますが、バスの窓越しだったので、写真が撮れないまま通過。
(雨のため電気バスに乗りましたが、ほとんどトンネルの中を歩くので、徒歩でも特に支障はありませんでした!)
そして、ダムに到着!
ここまで来ると美しい紅葉が目の前にありました。
雨と雲のなかでの紅葉、楽しめるのか心配でしたが、雨のなかの赤い色は余計に映えてます。
ダムのさらに上へ歩いて5分ほどのところにある展望台へ向かいます。
展望台へ行く際は、無料の「リフトカー」も利用できます。
展望台と「レストハウスだむみえ~る」(笑)です。
お天気がよいと、外でダムの放水を見ながらバーベキューができます。
「だむみえ~る」の中では、もうストーブに火が入っていて、雨に濡れた体を暖める人がたくさんいました。
だむみえ~るのテラスから見た周りの岩峰と紅葉。
テラスからの紅葉を堪能したあと、だむみえ~るから徒歩で300mほど登ったところにある「見晴らし展望台」を目指してみました。
見晴らし展望台へ続く階段は、カラフルな落ち葉や黄色い松葉の絨毯が敷き詰められています。
見晴らし展望台に到着!
再び「だむみえ~る」まで降り、さらに電気バスの停留所がある地点まで落ち葉や苔を楽しみながら降りました。
駐車場まで帰るにあたり、電気バスに乗ることができましたが、トンネル途中の景色を見たくなり、敢えてトンネルを歩いてみました。
豊平峡トンネルを10分ほど歩いて到着。
九段の滝です。
九段の滝の隣に流れていたもうひとつの小さな滝。
電気バスのドライバーさんの案内によると、前日には流れていなかったそうで、前夜の雨で流れてきたそうです。
そして滝の反対側に見える絶景!
豊平峡では有名な「千丈岩(せんじょういわ)」が見えました。
ここからの眺望をゆっくり見ることができたので、歩いてよかったです。
雨で「どうなることか・・・」と思った紅葉狩りも、雨に濡れた紅葉は晴れの日とは違った美しさがありました。
1日に雨が降ったり止んだり日が差したり、というまさに秋の天候が続いているうえ、豊平峡は街中の気温よりも低いので、紅葉を見に行く際は雨具と暖かい上着があると安心です。
また、紅葉時期は渋滞が発生する場合もあるので、時間には余裕を持って計画を立ててくださいね。
【豊平峡ダム・だむみえ~る】
札幌市南区定山渓840番地先
TEL: 011-598-3261
営業時間: 売店 9:00~16:00
食事 10:30~16:00(L.O15:30)
駐車場: 250台
www.houheikyou.jp/
【電気バス】
運行期間(2013年): 4月27日(土)~10月27日(日)
運行時間: 8:45~16:00
※アクセス: 車でJR札幌駅から約60分(約33km)、定山渓温泉街から約8分(約5km)
バスで「JR札幌駅バスターミナル」から「定鉄(じょうてつ)バス」の「豊平峡温泉行」に乗車、終点「豊平峡温泉」で下車、所要時間約80分