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今年もトラファルガー広場に、大きな大きなモミの木がノルウェイから贈られてきました。高さは約20メートル、ここまで育つには50年から60年もかかるんですって。
高々と聳えるネルソン提督像&それを囲む4頭のライオンと、美術館「ナショナル・ギャラリー」の間に、そのモミの木は設置されて・・・素朴と言っていいほどシンプルな飾り付けが、とてもクラシカルで厳かな印象ですよね!
この伝統あるオスロからの贈り物は、第二次世界大戦で英国がノルウェイに助力した事に対する感謝の表明として、1947年から現在までずーーっと続いているんですよ。
ツリーの下では様々なチャリティー団体を中心に聖歌隊が唄って、慈善募金を集める事ができます。こういう光景に出会うと、ああ~本来のクリスマスってお祭り騒ぎじゃなく・・・「愛を分け与える」クリスチャン精神が根底にあるんだっけ!と思い出しますね♪
プロの方も参加可能ですが、多くはアマチュア合唱団。自分たちが支援するチャリティ団体への募金を呼びかけるため、一生懸命に練習したのがうかがわれる讃美歌を聴きながら・・・
シンプルで清楚に飾られたツリーを見上げると、普段は忙しくて忘れがちだった大切な何かが、心の中に蘇ってくるから不思議です。
今年の聖歌隊(Carol Singing)は、12月23日(火)まで。でもツリーは1月6日までありますから、年末年始にロンドンへ来られる方は見てみて下さいね!
セント・ジェームズ (ロンドン)
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