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2010年12月にスペインの7つの金融機関が合併してバンキアというスペイン第4位の銀行ができました。
その7つの中でもバレンシア州に基盤を置いていたバンカハは文化事業にも力を入れており、今でも
バンカハ財団が存在します。現在この財団の文化センターでは、西洋美術ファンなら必見の2つの展示を
無料公開中!!
ひとつは、ピカソ展。ルーブルやプラド等の美術館がピカソの作品にどういう影響を与えたか、
というテーマで数々の作品が展示されています。プラド美術館のなかでももっとも有名な絵画のひとつ、
ベラスケスの『ラス・メニーナス(女官たち)』をテーマにしたスケッチが多々あることは知っていましたが、
ほかにもあることあること。とても興味深い展示です。こちらの期間は2月28日までとなります。
もうひとつは、高級ポーセリン人形で世界中にファンを持つリヤドロが所有する絵画コレクションです。
16~20世紀の絵画なのですが、さすがはリヤドロ! かのエル・グレコやルーベンス、スルバラン、
ソロージャ等の巨匠作品まで持っているのですね。私好みの絵画もあり、期間中にもう1度拝みに
行きたいと思っています。こちらは4月3日までです。
バンカハはバブル時代にいろいろ悪事に手を染めた銀行ではありますが、このような無料展覧会を度々
開いてくれることには感謝です(^^;) 美しい芸術作品を見ると心が洗われます。どうぞ足をお運びくださいね。
Centro Cultural Bancaja
住所: Plaza de Tetuan, 23 Valencia
電話: 96-064-5840
開館時間: 無休10:00~14:00、17:00~21:00(※日曜は午前のみ)
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