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再現されたジミ・ヘンドリックスの居室へ!「ヘンデル&ヘンドリックス・ハウス」

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2016年3月5日
公開日
2016年3月5日
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ロンドンのメイフェア地域にある、ブルック・ストリートという通り。その23番地と25番地にあたる建物には、かつて17世紀バロック音楽の作曲家ヘンデルと、1960年代後半に一世を風靡したギタリストのジミ・ヘンドリックスが、それぞれ住んでいました。

今ではその二人の名前を冠して、「ヘンデル&ヘンドリックス・ハウス」として一般に公開されています。

この階段は、ジミヘンも上っていた階段ですよ・・・ちょっと感動~。

更に今年1月には、ジミ・ヘンドリックスが住んでいた頃の写真や当時のガールフレンドの証言などを元にして、彼の居室の一部が再現されました!

ジミヘンのお部屋はこんな感じだったそうです。とはいえ家具や調度品など、すべてオリジナルではなく再現品。だから写真撮影して全然オッケー、と館員さんが説明してくれました。(逆にヘンデルの展示は撮影禁止です)

当時のジミヘンが好んでいた煙草はベンソン&ヘッジズ、飲み物はマテウス・ロゼがお気に入りだったんですね。

レコード・プレーヤーの隣にあったLPレコードも、彼が好んで聴いていたミュージシャンのを忠実に収集してあります。

あちらの大きな編みぐるみは、「ドッグ・ベアー」と呼んでいたそうです。これもオリジナルの人形ではなく、写真を元にスタッフの方が作ったもの。

階下のショップには、その人形とジミヘンがベッドで寝ている写真も飾られていました。

再現された居室の隣には、彼が本当に使っていたギターの一つと共に、様々な写真やビデオで当時の様子を展示していました。

ジミヘンがこの建物に住んでいたのは、1968年~1969年の約一年間。そして翌1970には、ドラッグ過剰摂取によって異色のスーパースターは27歳の若さで世を去ります。

ロック・ギターの歴史を塗り替えたジミ・ヘンドリックス。彼が晩年を過ごした、60年代ロンドンの空気が漂う空間です。

Handel & Hendrix House

25 Brook Street

London W1K 4HB

Tel 020 7495 1685

料金:ヘンデルとヘンドリックス両方は大人£10.00、どちらか一方のみは£7.50。

入場人数を限定しているのでウェブ予約をお勧めします。

http://handelhendrix.org/planning-your-visit/

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