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英国公認日本語ガイド協会・チャリティ・ツアーに参加してきました!

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2016年4月11日
公開日
2016年4月11日
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東日本大震災が発生した2011年春から、プロの日本人観光ガイドさん達が毎年この時期に開催しているチャリティ・ツアー。参加費の全額が被災地の人々を支援する公益団体に寄付され、参加者は今まで知らなかったロンドンの一面に出会える、とても有意義な企画なんですよ。

私も昨年シャーロック・ホームズゆかりの場所を巡るツアーに参加してみて堪能したので、今年はプリムローズ・ヒルやカムデンロック・マーケット等を中心としたツアーに行ってみました!

集合場所のチョーク・ファーム駅は、マッドネスのアルバム「アブソルートリー」の撮影場所なんですって。「バギー・トラウザーズ」や「エンバラスメント」など今でも好きな曲だから、ちょっと嬉しい♪

すぐ近くにはライヴ・コンサートの会場として有名な「ラウンド・ハウス」があります。ここって鉄道の黎明期だった1850年代には、列車がぐるっと方向転換する為の施設だったんですって。当時は運転士の車輌が前後にはなくて、前方に一つだけだったから・・・なんて事は、ガイドさんのお話を伺うまで想像も出来ませんでした!

この界隈はセレブ芸能人も多く住んでいるエリアだから、カフェやレストランなどで何気に俳優さんやミュージシャン等を見かけるんだそうですよ。時間がタップリあれば、気長に待ち伏せしてみたいかも?笑

その後、我々一行はプリムローズ・ヒルへ向かいました。

小高い丘からロンドン市街を見渡しながら、彼方に見える数々のランドマークを教えてもらったり。更に、この丘でポール・マッカートニーが想を得たというビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」をガイドさんがアイパッドで聴かせてくれました!そうか~、あの唄はここで生まれたのかぁ~~って感慨深かったです。

一方こちらは、産業革命の最盛期に物流の中心を担っていたリージェンツ運河。荷物を積んだ船が次々にやってきて、人々と馬たちで活況だった当時の様子を想像するのが難しいくらい、今は静謐な河畔です。

ツアーの途中では日本のTVでも紹介されたという、プリヒル姉さんで有名なフランス系の魚屋さん「ラ・プティ・ポワッソネリー」にも寄りましたよ~~。ヽ(^。^)ノ

おフランスのエスプリを感じるディスプレイ、遂に本物を拝見できて感無量!

ツアー参加が決まってから事前に注文しておいた、プリヒル姉さん特製のお刺身盛り合わせ(一人前£10.00)も買う事が出来て大満足ですー。

その後はカムデン・ロック・マーケットに移動。運河で港湾労働をしていた沢山の荷役馬たちが日夜通っていた「ホース・トンネル」も、今ではマーケットの一部。土曜日だったからマーケットは大盛況でした。

2時間ちょっとの間に色んな新発見をする事が出来ました当ツアーは、運河の堰(ロック)を眺めながら終了。この日のツアー参加費は「公益財団法人みちのく未来基金」に寄付されました。今年も各種ツアーを開催して既に£3,000以上の寄付金を募った、英国政府公認日本語ガイド協会の方々。本当にありがとうございました!

まだ4月24日まで幾つかのチャリティ・ツアーが予定されています。詳しくは下記ウェブサイトでご覧ください。

http://www.jrtga.com/news/charity

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