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ミネラルたっぷりの草を食べて育つ放牧乳牛の「小松均質牛乳」@小松牧場in浜中町

市之宮 直子

市之宮 直子

北海道特派員

更新日
2014年9月24日
公開日
2014年9月24日
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霧多布湿原がある浜中町は、

人口の何倍もの乳牛がいることでも知られています。

良質の牛乳が生産されることから、ハーゲンダッツアイスクリームの

原料の牛乳も浜中町産です。

そんな酪農の町、浜中町でのみ販売している小松牛乳を飲みに行きました。

海風が吹く小高い丘で牧草を食む小松牧場の牛たち。

「霧多布温泉ゆうゆ」などでも販売していますが、

今回は直売もしている小松牧場さんにお邪魔しました。

左から「小松フルーツ」「小松均質牛乳」「小松ラクトコーヒー」。

いずれもなんと100円!

牛乳が濃く、フルーツ・コーヒー牛乳とも香りがよくて、とてもおいしいんです。

その理由は、季節によっては乳脂肪分が4.0%になることもあるという牛乳と、

フルーツ牛乳にはリンゴ果汁、コーヒー牛乳にはドリップしたコーヒーを入れるなど、

丁寧に作っているから。

大正時代創業の小松牧場では、

今でも昔ながらの方法で牛乳を作っているそうです。

75度で15分間殺菌する「高温保持殺菌」。

大量生産の一般的牛乳の超高温短時間殺菌と比べ、

牛乳本来の味や成分が残っています。

キンキンに冷えた3種類の牛乳を飲みましたが、

濃いのにさらっと飲めて目を見張るおいしさです。

クーラーボックスを持って行き、お土産に買って帰りたかったです。

殺菌方法のこだわりだけではなく、浜中町の乳牛は、

潮風や海霧がもたらすミネラルたっぷりの牧草を

食べているので、おいしい牛乳が出るとも言われています。

小松牧場には、生まれたばかりの子牛もたくさんいました。

1番年下の子牛は、生後まだ1週間。

乳牛はすべて放牧中で牛舎は空でしたが、

スズメがたくさんひなたぼっこ。

気立てがよい牧牛(?)犬。

これからお仕事に出かけるところです。

のどかな丘で優しい牧場の方に育てられる牛だからこそ

あんなにおいしい牛乳になるんだなぁと実感した小松牧場でした。

【小松牧場】

北海道厚岸郡浜中町霧多布西4条1-127

TEL: 0153-62-2749

[mappress map]

釧路からのアクセス

・電車で「JR釧路駅」よりJR根室本線で約75分、「茶内駅」下車、タクシーで約25分。

・車で国道44号線を根室方面へ約95km(所要時間約2時間30分)。

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