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霧多布湿原の「やちぼうず木道」に続き、
霧多布湿原トラスト(写真)がある「琵琶瀬木道」を歩きました。
琵琶瀬木道の入り口には、「NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラスト」の
インフォメーションセンターがあります。
霧多布湿原を残すため寄付金を集め、
湿原周辺の私有地を買い取るなどの
保全活動を行っています。
インフォメーションセンターで販売している原生花園の花ガイド。
1部50円です。
購入すると、ほんの少しだけ霧多布湿原の保全に貢献できるそうです。
中には雄大な湿原を臨む「喫茶 YACHIBOUZU」があり、軽食もとれます。
琵琶瀬木道は、インフォメーションセンターから泥川(川の名前です)までの500m。
インフォメーションセンターにはレンタサイクルもあります。
前を見ても、横を見ても、見渡す限りの湿原です。
霧多布湿原は、その面積とそこで咲く豊富な花の種類から、
花の湿原とも言われています。
これはエゾフウロ↑。
エゾリンドウ↑。
少し紅葉がかった(?)サビタ(ノリウツギ)↑。
夏の間は白い花のようです。
ヤチボウズ木道でも見た地衣類「サルオガセ」のようです。
サワギキョウ↑。
ススキ↑。
ツリガネニンジン↑。
エゾノコギリソウ(おそらく)。
ヤマハハコ。
すでに初秋に入りかかっていますが、
500m進む間にこれだけの花がまだ咲いていました。
琵琶瀬木道の終着点にあるテラスから見た泥川。
20分ほどで往復できます。
写真を撮りながら進んだので、今回は40~50分ほどかかりました。
ちなみに霧多布湿原は初夏が最も花が咲き乱れる季節です。
以下は初夏の霧多布湿原に咲く花のいくつかです。
(撮影は2009年、根室・野付半島)
エゾカンゾウ↑(7月初旬・霧多布湿原は日本最大級の大群落)。
ヒオウギアヤメ↑(6月~7月)。
クロユリ↑(6月)。
センダイハギ↑(6月~7月)。
このほか、6月末に湿原一面を真っ白にして咲く「ワタスゲ」も代表的な花です。
霧で幻想的な湿原、花いっぱいの湿原、雪に覆われた雄大な湿原、
晴れた夜には満点の星、広大な湿原に沈む夕日など、
どの季節に行っても、それぞれの魅力を味わえます。
【霧多布湿原 琵琶瀬木道】(霧多布湿原ナショナルトラスト/喫茶YACHIBOUZU)
TEL: 0153-62-4600
営業時間: 10:00~16:00
定休日: 5月~6月木曜日 / 7月~9月無休 / 1月~4月土曜日・日曜日
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釧路からのアクセス
・釧路バスで「釧路駅前ターミナル」より「霧多布温泉行き」乗車、所要時間約2時間、「琵琶瀬小学校前」停留所下車、徒歩約5分。
・電車で「JR釧路駅」よりJR根室本線で約75分、「茶内駅」下車、タクシーで約15分。
・車で国道44号線を根室方面へ約95km(所要時間約2時間30分)。