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ススキノの奥にある、こじんまりとしたビストロへ行きました。
鴨々(かもかも)川のそばにある隠れ家的な「ビストロ・ルプラ」は、
このサイン↑が目印です。
コルクやワインボトル、ワイングラスが所狭しと並べられた店内。
ディスプレイだけで、ワクワクします。
そして、片隅にはハモン・セラーノ(スペインで作られた生ハム)も!
黒板には、この日のメニューがぎっしりと書かれています。
料理名を見ているだけで、とてもおいしそう。
そうはいっても、やはり花よりだんご。
まずは、飲み物から。
フランス産を中心に、ワインが選り取り見取りです。
ひと通り料理をお願いし乾杯をすると、
最初に出てきたチーズのシュー「グッジェール」!
口当たりは軽く、でもちょうどよい濃厚さのチーズの旨みと香りが
口の中いっぱいに広がります。
ワインとチーズのシューを堪能するうちに、最初の料理が登場。
ラタトゥイユ(800円)。
ワインにもぴったりですが、何より野菜がたくさんとれて嬉しいひと皿です。
こちらは「銀聖スモークと松茸のキッシュ」(900円)。
銀聖は、北海道・日高沖で漁獲される秋鮭、銀毛(ぎんけ)鮭のブランドで、
100匹に1匹ほどしか獲れないといわれる高級鮭です。
幻の鮭ともいわれる銀聖を松茸とともに
キッシュでいただける機会は、そうはありません。
やわらかい鮭の肉とほのかな香り、そして松茸とのコラボは、
予想以上にキッシュにぴったりでした。
ガーリック・トーストも、香りと芳ばしさがたまりません。
何個でもいけそうな美味しさでしたが、このあとの料理を考えて自粛。
「活ムール貝塩ゆで ソース ヴィネグレット」(880円)。
釧路の東、厚岸町産の活ムール貝だそうで、
ソースとネギでいただくプリップリのムール貝は、とてもさっぱりしています。
以前、ムール貝専門店でガーリックやアメリケーヌのソースで食べ、
とてもおいしかったのですが、ビストロ・ルプラさんのこのソースが一番好みでした。
そして生ハム!
今回はリクエストして、たっぷりの野菜を添えていただきました。
そして北海道の魚“鮭”に対抗(?)し、
北海道産ジビエ「えぞ鹿ステーキ」(2,800円)のメインディッシュです。
えぞ鹿ステーキは、ジューシーでやわらかく、
とても食べやすくておいしかったです。
付け合せのマッシュポテトやマッシュルームも絶品!
北海道の旬の材料を使った料理に、おいしさはもちろん、
材料と調理法の組み合わせに、何度も意外性を楽しんだ夜でした。
ひと皿がたっぷりなので、数名のグループで取り分けて食べると、
一層リーズナブルに楽しめます。
でも、おひとりさまでも入りやすいお店です。
ススキノ界隈には珍しく、日曜も営業です!
【Bistrot Le Plat(ビストロ・ルプラ)】
札幌市中央区南7条西2丁目
TEL: 011-562-6394
営業時間: 18:00~24:00(L.O 22:00)
定休日: 火曜日
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アクセス
・地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」6番出口より、徒歩3分