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北海道・旭川市の近くにある上川町と
滝上町の間にある「浮島湿原」。
国道273号線の浮島トンネル近くに「浮島湿原」の青看板を見かけ、
滝上町側の入り口に向かってみました。
Road to the Gate of Ukishima Mire in Takinoue-cho
国道273号線を滝上方面へ向かって右手に入ります。
すぐに砂利の山道。
まだ新緑がきれいです。
Remnant snow and "Caltha palustris var. barthei"
途中、残雪がところどころ見られました。
まだここは、春が始まったばかりです。
Brook with Caltha palustris var. barthei
すると、この先に「浮島湿原」があることを示す
倒れそうな(!)看板が目に入りました。
そこには小川が流れ、エゾノリュウキンカが一面に咲いています!
春の始めに咲く花が、ここにまだありました。
Butterbur Sprout
さらに春の訪れ間もないことを知らせる「ふきのとう」!
Colony of Caltha palustris var. barthei
小川の周りにエゾノリュウキンカの群生がありました。
明るい緑と黄色の世界です。
エゾノリュウキンカは、ヤチブキとも呼ばれ、
葉はおひたしで食べられるそうです。
Corydalis ambigua
ほかにもきれいな野草が咲いていました。
エゾエンゴサク。
Coptis Trifolia
ミツバオウレン。
Sweet Violet
ニオイスミレ。
まだ少しひんやりした空気の山の中で、
凛と咲くかわいい花、発見。
Buds of Caltha palustris var.barthei
また新たなかわいい花!と思いきや、
エゾノリュウキンカの蕾です。
butterbur sprout and Caltha palustris var.barthei
Corydalis ambigua and Caltha palustris var. barthei
エゾノリュウキンカとふきのとう、
そしてエゾエンゴサクとのコラボ。
自然の花畑は可憐でした。
Tender Green in the Woods
Remnant Snow on the Montain
今回は、エゾノリュウキンカの群生を見て満足し、
静かな山を下りました。
もう少し進むと、浮島湿原の入口があります。
滝上町では、ネイチャーガイドによる散策を実施しているそうなので、
今度は、浮島湿原の中を散策したいです。
なお、この辺りに単独で入る際は、念のために
クマ避けの鈴を持ったり、大きな声を出したり
手を叩いて音を出すことをお勧めします。
参考:【浮島湿原(滝上町側入口付近)】
北海道紋別郡滝上町・浮島峠付近
散策可能期間: 6月初旬~10月下旬頃
アクセス
・国道273号線・浮島トンネル出入口付近より入山