キーワードで検索
北海道の冬といえば、雪!
そしてもうひとつ、忘れてはならないものに
「つらら」があります(個人的見解)。
Icicles in winter of Sapporo
漢字で書くと「氷柱」。
冬、雪が降る地方の家の軒先にできる
氷の棒です。
家の中の暖かい空気が屋根に伝わり、
屋根に積もった雪が溶けて
"しずく"になって屋根から滴り落ちます。
滴り落ちる水の流れが、
気温が下がって凍り始めてできるのが
つららです。
こんなに長い(大きい)つららや…
まれに窓や壁に張り付いたつららも。
しかし、断熱効果が高い家が多くなった昨今、
昔に比べ、つららを見るチャンスは少なくなりました。
昭和60年代くらいまでに建てられた建物に
つららができやすいようです。
Icicles from the roof of the Designated Historic Landmarks of Otaru
そういう訳で「つららを見たい!」という場合、
小樽倉庫などの小樽の指定歴史建造物↑や、
Former Hokkaido Government Office Building
赤れんが庁舎↑、
Tiny icles at the "Temizuya", a purification trough, in Hokkaido Jingu Shrine
北海道神宮などは"つらら"を
見られる確率が高い場所です。
特に北海道神宮の手水舎は、
1月・2月には興味深い(?)
つららを見られます。
ここにも、そこにも、あそこにも!
小さなつららがかわいい!
ときには、つららを通り越し、
一帯が氷の塊になっていることもありました。
小さなつららと鎖を伝ってできた
長いつらら。
まるで、各種サイズがそろった"つらら見本市"のよう。
もしくは打楽器のよう?!
「軒下を見ればツララの背比べ」
細くてたくさん並ぶつららはきれいです。
そしてこれは「ザ・ツララ」。
小さいつららや細いつららもよいですが、
やはり、これぞつらら、というダイナミックな連なりは、
見るとワクワクします。
冬の北海道、雪景色のみならず、
軒下のつららも鑑賞してみてください。