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毎年恒例の「寒地土木研究所」
(地下鉄南北線中の島駅)に
チシマザクラを見に行きました。
Chishima cherry trees in the yard of Civil Engineering Research Institute for Cold Region
寒地土木研究所の敷地を流れる川に沿って
チシマザクラが植えられています。
チシマザクラは、北海道、特に道北や
道東地域でよく見られ、毎年、根室では
5月末の開花、道北・大雪山系では、
6月初旬に開花しています。
チシマザクラの特徴は、
蕾が濃いピンクにもかかわらず、
花が開くと花弁は薄い色になります。
また、木の個体によって、
花の色がかなり違う点も特徴だそうです。
言われてみれば、これまで、
チシマザクラの花は白い、
という印象だったのですが、
この日、15時過ぎだったこともありますが、
かなり濃い桃色のチシマザクラが目立ちました。
Wild duck which dropped down through the air on Shojin River flowing in the yard of Civil Engineering Research Institute for Cold Region
夢中で写真を撮っていると
「バッシャン!」という音が。
振り返るとカモが敷地内を流れる
精進川に着水していました。
そしてこちら↑も飛び入りで、
赤れんが庁舎前庭のチシマザクラ。
こちらはかなり白っぽいです。
いずれにしても、花が小ぶりで
とても可憐なチシマザクラです。
2016年の「寒地土木研究所」の
チシマザクラ一般公開期間は終わりましたが、
これから道東・道北へ行く計画のある方は、
ソメイヨシノとはまた違う趣の
チシマザクラを楽しんでください。