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剣豪・宮本武蔵が歩いた、一乗寺・八大神社。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2014年10月15日
公開日
2014年10月15日
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一乗寺の八大神社に奉られている、剣豪・宮本武蔵を訪ねて行きました。

一乗寺から八大神社に向かう所には、武蔵が吉岡一門と決闘した場所があります。

ここで1604年、一乗寺の決闘が行われました。

決闘の場所から八大神社へと向いました。

詩仙堂の前を通り、すぐ横が八大神社。

参道には中村錦之助さんの名作、

宮本武蔵のポスターが並んでいます。

中村錦之助さん演じる宮本武蔵の映画は5部作。

中でも一乗寺の決闘は、シリーズの一番人気です。

僕は子供の頃、故郷の公民館で見た記憶があります。

たった一人で、沢山の人を相手に立ち向かって行く武蔵に、

勇気と感動を頂いた様な・・・・・記憶が残っています。

境内に入りました。

宮本 武蔵(1584-1645年)は、江戸時代初期の剣豪で

兵法家そして書画家としても優秀な人だったそうです。

武蔵は、生涯で60以上真剣勝負して敗れなかったと言われています。

一乗寺の決闘に至る経緯は・・・

21歳の武蔵は、京都の名門・吉岡道場で試合し門弟6人を倒し

当主の清十郎、弟の伝七郎をも倒しました。

面目をつぶされた吉岡一門は、清十郎の子、幼い又七郎を名目人に立て、

弓、鉄砲も携えた70人以上の門弟たちで遺恨試合に臨んだのが

1604年の「京都一乗寺下り松の決闘」でした。

武蔵は、詩仙堂がある裏山から山道を一気に駆け下り、

名目人を斬り、混乱する吉岡一門を倒しながら去ったそうです。

吉川英治さんの著書「宮本武蔵」では、

「さむらいの味方は他力ではない。死こそ常常の味方である。

さむらいの道には、たのむ神などない」

と書かれてあり、一人で多勢に勝った武蔵の姿が描かれていました。

宮本武蔵。

敵の裏をかいてでも勝負には決して負けない、卓越した剣豪であったことは間違いがありません。

普段、お寺回りが多い僕のブログですが、八大神社にお参りして

剣豪の心意気を頂きました。

《八大神社》

○ 所 京都市左京区一乗寺松原町1

○ アクセス JR京都駅から5系統の市バス「一乗寺下り松」徒歩7分。

○ 拝観 無料

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