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菜の花と比良の慕雪。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2015年1月18日
公開日
2015年1月18日
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寒い日が続いています。日曜朝の京都市内は、少し雪化粧の朝でした。

この時期になると、見たくなる景色があります。

びわ湖大橋を渡って、湖周道路を北に走った湖畔では、

寒風の中、ウインドサーフィンの人が見えました。

後方は雪山。

サーフィンスーツ着ていても寒いでしょうね。

続いて、なぎさ公園に向うと

雪を頂く比良山系と、一面に咲く菜の花景色が広がっていました。

早咲きの菜の花(カンザキハナナ)。

漢字で書くと「寒咲き花菜」。

バイクと菜の花。

菜の花の向こうに広がる比良の山々。

比良山系は、びわ湖西岸に連なる山々で、最高峰は武奈ヶ岳(1,214 m)。

雪を頂く比良の山々の景色は、

古くから近江八景の一つ「比良の暮雪」として伝わっています。

湖畔に出ると、びわ湖の漁法の一つの「エリ」と、比良の山々が見えました。

「エリ」というのは、琵琶湖独特の漁法です。

魚は障害物に突き当たると、それに沿って泳ぐという習性をもっています。

そこで湖の中に、壁のように真っ直ぐにになった簀(す)を立てます。

魚は簀(す)をたどって進むと、「つぼ」と呼ばれる部分に最終的に

入り込んで行く漁法です。

菜の花咲く、びわ湖畔。

春は、まだまだ遠く寒い日が続いていますが、

菜の花畑の景色は、一足早く春が来たようでした。

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