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御所の「糸桜」が咲き始めています。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2015年3月27日
公開日
2015年3月27日
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京都御所に咲く「糸桜」を見に行きました。

糸桜の咲く場所は、京都御苑の北側、今出川御門を入ってすぐの所。

御所は、一年中 緑がいっぱいです。

糸桜が咲く、近衛邸跡の横の公園には、梅が見頃を迎えています。

紅梅に白梅。

花からは梅の良い香り。

公園から少し歩くと糸桜の咲く、近衛邸跡。

御所には沢山の桜が咲きますが、糸桜は御所に咲く桜の中で一番早く咲く桜です。

近衛邸跡には、何本かの桜の木がありますが、

この木は、これから咲いて来ると言う感じ。

こちらの桜は、かなり咲いています。

糸桜は、古くから有名な桜で

「春の雨に 糸くりかけて 庭の面は みだれあひたる花の色かな」

と・・・和歌にも 詠まれている伝説の桜。

かつて足利義満は、この糸桜を所望したとも言われ・・・

名の通り細かい糸が流れる様な枝垂れ桜です。

御所は、歴代天皇が居住し、周辺には天皇に仕える朝廷の屋敷がありました。

糸桜の咲く場所は、鎌倉時代から天皇に仕える朝廷近衛家の邸宅でした。

天皇が明治維新で東京に移られる明治2年(1869年)と同時期に

近衛家も東京に転居されています。

以来、桜と池のみが146年間、残っています。

細やかな滝の様に枝垂れる糸桜。

今年も咲き初めて来ました。

≪京都御所≫

○境内散策自由

○アクセス 今出川駅6出口から徒歩約8分。

丸太町(京都市営)駅2出口から徒歩約12分。

出町柳駅4出口から徒歩約20分。

○駐車場 有り 有料。

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