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青空広がる南禅寺。
山門入り口の歌碑。
「この門を入れば 涼風おのづから」 杉洞
緑の木々からは、涼しい風が流れて来ました。
南禅寺の塔頭寺院・天授庵に入りました。
天授庵は、もみじの名所。
晩秋の日には美しい紅葉景色でした。
陽射しの中、桔梗が迎えてくれました。
白砂美しい「方丈前庭」の眺め。
向こうに南禅寺の山門が見えます。
天授庵は、「方丈前庭」の眺めと共に
緑の世界広がる、南庭も素晴らしいです。
方丈から南庭へ。
ここには、竹林ともみじと池の世界が広がっています。
七月初めの、青いもみじ。
前に見えるものは、
緑の木々と竹林と睡蓮の景色。
これは、映っている景色なのでしょうか・・・・
わずかに揺れる水面が、映っている景色と
教えてくれています。
水鏡の世界に咲く睡蓮の花。
この季節、池や沼に人知れず咲く睡蓮の花。
漢字で睡(ねむ)る蓮(はす)と書く様に、
朝に開いて夕方に閉じるそうです。
七月初めの今は、蒸し暑い気温の日々。
でも、この緑を見ていると、南禅寺入り口の句が浮かんで来ました。
「この門を入れば 涼風おのづから」
言葉を少し置きかえたら・・・・
「この緑眺めれば 涼風おのづから」
緑と水鏡の世界が広がる天授庵でした。
《天授庵》
〇 京都市左京区南禅寺福地町 TEL075-771-0744
〇 9:00~17:00 大人400円
〇 JR「京都駅」から5系統のバス「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩15分
地下鉄東西線「蹴上駅」 下車 徒歩15分