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「大魔神」が建つキネマストリート。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2015年8月30日
公開日
2015年8月30日
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右京区・太秦の大映通り商店街を歩くと、何か大きなモノが見えます。

おおっ。

それは、大魔神。

所は、スーパーにっさんクオレ太秦店の前。

太秦と言いますと太秦映画村が有名ですが、大魔神の建つ大映通り商店街は

太秦広隆寺から帷子ノ辻に至る全長約700mの商店街で

キネマストリート”の名でも親しまれています。

昭和初期,"日本のハリウッド"と言われた右京区の太秦。

その当時、太秦エリアには幾つもの撮影所がありました。

1 阪妻プロ太秦撮影所(1926-1930)

2 松竹太秦撮影所(1930)

3 帝キネ太秦撮影所(1930-1931)

4 新興キネマ太秦撮影所(1931-1942)

5 大映京都第二撮影所(1942-1947)

6 東横映画撮影所(1947-1951)

7 東映京都撮影所(1951-現在)

大魔神は、かつての大映京都撮影所で1966年に制作されています。

ここに建っている大魔神像の高さは約5メートル。重量約1トン。

イベント用に地元の美術会社により製作され、1999年以来、倉庫に眠っていた大魔神像を

「キネマのまち太秦のシンボルに」にと修復され、

大映通り商店街の顔として2013年より建ち続けています。

映画「大魔神シリーズ」は「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」の3作からなり、

3作とも1966年に大映京都撮影所で製作され、時代劇と特撮を巧みに融合させた映画でした。

海外では「MAJIN」のキャラクターで知られています。

ちなみに、大きな足のサイズは72㎝です。

《大映通り商店街》

〇アクセス 京福電鉄 嵐山線太秦広隆寺駅 下車すぐ

帷子ノ辻駅 下車徒歩1分。

JR西日本 嵯峨野線(山陰本線)太秦駅 下車徒歩10分

〇大映通り商店街HP

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