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424年の時を越え、住宅街に残る平野御土居。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2015年10月29日
公開日
2015年10月29日
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前ぺージからの続きです。

北野天満宮の御土居を見た後、天満宮の北門から出て

平野神社に続く道を少し歩き、住宅街に続く細い道を入ると、

ここにも、御土居が見えました。

平野御土居です。

御土居とは、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が,長い戦乱で荒れ果てた

京都の都市改造の一環として外敵の来襲に備える防塁と,

鴨川の氾濫から市街を守る堤防として,天正19年(1591)に多くの経費と

労力を費やして築いた土塁です。それは、台形の土塁と堀からなり,

その長さは22.5キロメートルに及んだそうです。

今は道路や住宅で、寸断されている御土居。

かつては洛中洛外を仕切る大きな丘だったのでしょうね。

住宅街に残る平野御土居。

それは、424年前の京の町を想像させてくれました。

《今回行った御土居》 平野御土居。

〇所 北野天満宮北門から出て、平野神社に向かう道を少し歩き、

住宅街に続く細い道へ左折した所。

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